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#4 教わる姿勢について

今回は教わる姿勢について書いていきたいと思う。

これを読んでいる人で自分の【教わる姿勢】について考えたことがある人はいるだろうか。
何かを習おうとすると教わる側と教える側がいる。教える側は教わる側の気持ちになって教える必要があるだろうし、逆もまた然りだ。
私は、日ごろ陸上競技を指導しているがその中でも結果を出せる人と出せない人の間には決定的な差がある。
それが【教わる姿勢】だ。

今まで何人も指導してきたが、自分の目標に到達した人や思いのほか成長した人には共通点がある。
それは、【教わる姿勢】が積極的であるということだ。例えていうならば、タンスの中にある服だ。
服を着替えたい時に、あなたは自分が着たい服を自分で選ぶはずだ。タンスから服が飛び出してくるのを待っている人はいないはずである。
これは【教わる姿勢】に通ずるものがあると思う。
教える側の知識のタンスから自分が欲しい知識を自分で選んで取り出す。これが積極的な【教わる姿勢】である。

陸上競技の指導をしていると、教えて欲しそうに私を見ている人がたくさんいます。その中には『教えてください』と言葉で伝えてくる人が1~5%くらいいます。その一言で教える側はぐっと教えやすくなりますし、教わる側の学習度が変わってきます。結果を出せる子は、こういうことを当たり前にやります。恥ずかしがってもじもじしているのがとてつもなく恥ずかしいことで、すごく損をしてるとわかっているからです。

これを読んだ人は、ぜひ積極的に教える側に質問してみてほしい。
少なくとも私はそういう人はかっこいいと思うし、素晴らしいことだと思うので全力で応えようとすると思う。


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