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パンとラーメンが大好きだった私が、今は米粉でパンケーキをつくる理由

先日、無印良品で売っている、米粉のパンケーキをつくりました。
牛乳がなかったから、ヨーグルトとお水で調節してつくったんだけど、とっても美味しくできました。

私は少し前まで、「グルテンフリー」というもののを「なんかオシャレな女性たちが、流行りでやっているもの」っていう感じで思っていて、パンは小麦でつくるもので、わざわざ米粉でつくる理由がわからなかったんです。
米粉のパンを食べるぐらいなら、パンを食べなくていいぐらいに思ってました(米粉パンをつくってくれてる方々、ごめんなさい)。

そんな私が、今では小麦製品を控え、米粉でつくったパンケーキを美味しく食べています。
なぜ自分の考えが変わったのか、それは 私には小麦製品は合わない と実感したからなんです。



数年前に分子栄養学という医学を学び始めて、「グルテンがお腹に良くない」ということを知りました。
グルテンとは、小麦粉と水を混ぜて練る時につくられるタンパク質です。
グルテンを摂取すると腸の壁に穴が開き、そこから、本来は吸収されるべきではない、体にとって異物となるものが吸収されてしまうというのです。
その結果、便秘などのお腹の不調はもちろん、メンタル症状や自己免疫疾患にまでつながってしまうのだと。

私は昔から、お腹の調子は良くありませんでした。
便秘が普通で、お腹が張っていて、空腹ではないのによくお腹が鳴っていました。
でも、昔っからだったので「みんなそうだろう」って思っていたんです。
それが、分子栄養学の勉強をしていて「私は普通じゃないんだ」と気付きました。。

そして、一時的に小麦製品を止めました。
元々、パンとか麺類が大好きだった私は、なかなか止められず、どーしても食べたくなってしまうことが多々ありましたが、少しずつ慣れていき、2ヶ月程はほぼ食べずに生活できました。
そして、2ヶ月ぶりにラーメンを食べた時、その出来事は起こりました。
食べてから数時間後、なんと 体中に蕁麻疹が出た んです。
これはラーメンが原因だと、確信がありました。
その後も、小麦製品を食べた後には、ほぼ100%お腹の調子が悪くなることに気付いたんです。
あー、私にはグルテンが合わなかったんだなと。

そして、食事の改善やサプリメント、カンジダ菌の除去などをして、お腹の状態は大分良くなりました。(機会があれば詳しいことはまた書きますね)

それまでは食べたいものを食べていて特に気になりませんでしたが、意識するようになると、食べ物には本当に小麦製品が多いことに気付きました。
パン、パスタ、ラーメン、うどん、ピザ、お菓子…
これを全て避けるのはなかなか難しい、そこでやっと、米粉の有り難さを知るんです。

「米粉のパンを食べるぐらいなら、パンを食べなければ良い」なんて思ってたのに、やっぱりパンが食べたくなるんですね。
実は私、子どもの頃の夢はパン屋さんだったんです(笑)。
学生時代のアルバイトはパン屋さんとドーナツ屋さんだっから、これまでとんでもない量の小麦を摂取していたんですね。
やっぱりパンは大好きだから、米粉でつくった美味しいパンがあるととっても嬉しいんです。


もちろん小麦製品とかグルテンが悪いわけではなくて、私には合わなかったっていうだけ。
これが、私が米粉を選ぶ理由です。

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