瑞希

埼玉在住、川と山のある風景が好き。 FMラジオ、音楽、映画、本が好き。 想いや感じたこ…

瑞希

埼玉在住、川と山のある風景が好き。 FMラジオ、音楽、映画、本が好き。 想いや感じたことを、自分の言葉で伝えてみたいと思って綴っています。noteに集まる素敵な文章が好きです。

最近の記事

ドラマ「放課後カルテ」に潜む、悪意のない悪

松下洸平さん演じる牧野医師が、異質な保健室の先生として、生徒の成長に関わるドラマ「放課後カルテ」。 まだ2話が終わったところですが、ヒトのココロやカラダに関わる知識を、丁寧に、わかりやすく描いている素敵なドラマです。 1話では、生徒の症状や状態から、ナルコレプシーやツツガムシ病と呼ばれる、聞き慣れない病気を診断して、 2話では、命の重さを、誤魔化したりせず、子どもにもちゃんと理解できるように伝えていました。 そして、AEDを、使い方の手順を省くことなく、子どもでも使えると

    • 本が好きな人、本屋さんが好きな人に観て欲しい映画「本を綴る」

      日本の素敵な書店に出会える映画「本を綴る」を観てきました。 作品の中に出てくる本屋さんは、全て実際に存在する場所です。 残念ながら閉店してしまったものの、今は子ども食堂という形で存在しているブックセンター、なんと観覧車のある本屋さん、本を待つ方のために、高松の離島も回る移動図書館など。 どの書店も、店主のこだわりと愛情が詰まった場所でした。 この映画は、日本の素敵な本屋さんを紹介する作品でもあり、人生に立ち止まっている人に向けて、そっと背中を押してくれる、そんな作品でし

      • 下北沢で、関取花さんのライブを聴いて、出版社さんから直接本を買った

        下北沢の再開発がすごいらしいということは、よく聞いていた。 といっても、埼玉の田舎育ちの私は、元々の下北沢のことをほとんど知らないから、単に、なんだか素敵な場所ができているんだなーと知り、行ってみたいなと常々思っていました。 そんな下北沢で、なんと関取花さんがライブをやると。 いうことで、関取花さんのライブにも、下北沢という土地にも、ドキドキワクワクしながら、行ってみました。 初めて聞いた関取花さんの歌声は、伸びやかで力強かった。 私が大好きな「もしも僕に」から始まったそ

        • 地元の肉汁うどんが最高

          香川に次ぐうどん県、埼玉。 小麦の生産量は全国2位。埼玉の各地では、各々特色のあるうどんが作られています。いわゆる幹線道路などに多い、うどんチェーン店”山田うどん”も埼玉発祥。 私の地元は、埼玉県の中央に位置する小川町。 町には河川が流れ、豊かな水を利用して、昔から和紙が生産されていました。 そんな小川町には、武州めんという製麺所があります。 当時、小川町の小中学校に通っていた人であれば、給食でも必ず食べていた味。(今はもう給食では出されていないらしい) この製麺所直営

        ドラマ「放課後カルテ」に潜む、悪意のない悪

        • 本が好きな人、本屋さんが好きな人に観て欲しい映画「本を綴る」

        • 下北沢で、関取花さんのライブを聴いて、出版社さんから直接本を買った

        • 地元の肉汁うどんが最高

          音痴で、カラオケで聞く専門だった私がライブで歌ってみたら、最高でした

          先日、通っている音楽教室で行われたライブに参加しました。 ドラムやボーカル、キーボードなど、それぞれのコースに通っている生徒さん同士で、(メロディなど、おそらく外してはいけない場所は先生が担当して)セッションという形で披露する。 ボーカル教室に通い始めて10ヵ月。 中学生の頃に友達と行ったカラオケで、自分は音痴なんだと自覚してからというもの、人前で歌うことが恥ずかしくて、聞く専門になってた私がライブに参加とは。 憧れはあったからもちろん楽しみではあったんだけれど、前日か

          音痴で、カラオケで聞く専門だった私がライブで歌ってみたら、最高でした

          感情に振り回されるのではなく、コントロールできるのが人間 「インサイド・ヘッド2」

          「インサイドヘッド2」を観ました。 前作を観た時、感情やヒトの頭の中をこんな風に表現して、子どもが楽しめるエンターテインメントにするなんて、素晴らしいなーと感じました。その続編。 内容主人公ライリーが思春期を迎え、シンパイ(心配)、ハズカシ(恥ずかしい)、イイナー(いいなぁ)、ダリィ(ダルい)という感情たちが、頭の中にやってきた。 新たな感情が芽生えるきっかけになったのは、仲の良い友人2人が、自分とは別の高校へ進学するということを知ってしまったこと。 「高校で友達ができ

          感情に振り回されるのではなく、コントロールできるのが人間 「インサイド・ヘッド2」

          苦手だった親戚付き合いを、「ちょっと良いかもな」と思えた日

          お盆に実家に帰った時、親戚の家に顔を出しました。 20年程前に祖父母と叔父が亡くなり、今は親戚の叔母が一人で住む家と、従兄弟と叔母の家に。 私は元々人付き合いが得意な方ではなく、昔は、いつも母親の陰に隠れているようなおとなしい子どもで、親戚と話すのも苦手でした。 今回も、自ら親戚の家に行こうと思ったわけではなく、両親から「行ってこい」と言われたから。 でも、内心は「たまには顔を出さないと申し訳ないな」とは思っていたし、行きたい気持ちもあったんだけれど、なかなか一人で行くの

          苦手だった親戚付き合いを、「ちょっと良いかもな」と思えた日

          映画「ラストマイル」を見て、「三方良し」を考える。

          エンターテイメントは、社会問題に対して、どれだけの影響を与えられるのでしょうか。 満島ひかりさん主演の映画「ラストマイル」を観てきました。 めちゃくちゃ良かった。 話の展開に置いて行かれないように必死で観てしまうスピード感、大好きなドラマ「アンナチュラル」と「MIU404」が想像していたよりもガッツリ絡んでいるワクワク感、豪華なキャスト、そして、便利さを追い求める現代社会への問題提起。 おもわず、半年間もご無沙汰だったnoteに感想を書きたくなる程に、最高でした。 「ラス

          映画「ラストマイル」を見て、「三方良し」を考える。

          鳥山明さんが生み出した作品は、色んな形でみんなの記憶に残っている

          鳥山明さんが亡くなられた。 LINEに届いたこのニュースに衝撃を受けた昨日。 「とりやまあきら」 私にとってこの名前は、音として記憶している、幼少期の兄との思い出なんです。 私は、鳥山明さんが生み出した作品たちの、セリフを一言一句覚えてますとか、寝ずにゲームをやってましたとか、そんな人間ではないんだけれど。 私には3歳年上の兄がいて、いつも兄と一緒に遊んでいました。 兄と一緒に、テレビでドラゴンボールを見たり、ドラクエをする兄の後ろ姿を見ていたりと。 「とりやまあきら」

          鳥山明さんが生み出した作品は、色んな形でみんなの記憶に残っている

          手が痛くてサポーターしてたら「手タレ?」って言われて笑ってしまった

          たぶん、その人にとっては何も意識せずに発した一言で、その後も思い返すようなことなんてないと思うんだけど、自分にとっては、いつまでも忘れられない、忘れたくない言葉ってありますよね。 それは自分を幸せにしてくれた最高の言葉もあれば、忘れたくても忘れられない最悪な言葉もどちらもあって。 例えば、いじめてきたあいつに言われた一言とか、おそらく、つい口に出てしまったんであろう本音とか。 今回は、私にとって可笑しくて笑ってしまった一言。 私は、少し手が不自由で痛みがあるので、ちょ

          手が痛くてサポーターしてたら「手タレ?」って言われて笑ってしまった

          雨が降らなきゃ虹は見えない ドラマ「にじいろカルテ」

          あまりにも私と状況が似ていたので、私の想いをふまえて、感想を書いてみます。 真空先生の病気は多発性筋炎。 ドラマで描かれていた症状としては、体に発疹が出たり、お茶碗をうまく持てなくなったり、食べ物が飲み込みづらくなったりといったもの。発病する原因が明確ではなく、治療法が確立されていない指定難病。(詳しくはお医者さんに確認してください) 多発性筋炎は大きく膠原病という病気に含まれるんだけれど、私もこの膠原病を発症していて、つまり薬を飲んだり手術をすれば治るというものではあり

          雨が降らなきゃ虹は見えない ドラマ「にじいろカルテ」

          人生を重ねると心配する人が増える 今の自分にできることをしよう

          能登半島地震から7日。 テレビから流れる情報を見てしまえば、どうしたってツラくて、涙がこぼれてくるけれど、「悲しむよりも、今の自分にできることを」と思い直しました。 被災地から遠く離れた場所にいる私ができることを考えたけれど、いくら考えたって、もちろん私が思い付く範囲のことなんてたかが知れてるんだけど、やっぱり見つからないから。 まずは募金を。 そして、石川と新潟の友達、先輩、元上司に安否確認の連絡。 元上司と連絡を取るのは4年ぶりだったし、他の友達も、具体的にどの辺に

          人生を重ねると心配する人が増える 今の自分にできることをしよう

          2023年最終日に読んだのは「さみしい夜にはペンを持て」

          「欲しい本リスト」には入っていたんだけれど、読むのが後回しになっていたこの本。 なんとなく今日読みたいなと、買ってそのままの足でカフェに入って、2時間程で一気に読み終えました。 私がnoteを初めて投稿したのは今年の5月。 最初は週1回のペースで書けていたのに、気付いたら月に2回投稿できたら良い程度になっていました。 「書きたい」とは思うんだけれど、なかなか手が進まなくて。 この本は、そんな私の文章に対する気持ちを膨らませて、強めに、背中を押してくれたような気がします。

          2023年最終日に読んだのは「さみしい夜にはペンを持て」

          いちばんすきな花

          ストーリー、言葉のつながり、会話の間、どれもが丁寧で優しくて、見ていて穏やかになれるドラマでした。 「様々な形の友情」がテーマだったけれど、現代の多様性といわれているものの、さらにその奥を描いていたなと思います。 「男女の友情は成立するか」 その答えは、最終話での美鳥ちゃんの言葉「どっちでもいい、人それぞれ」。これが全てだなと。 男とか女とかは関係なくて、ゆくえちゃんと赤田だから友達になれたんだよね。 二人組を求める人生で出会った、4人のひとりたち ・潮ゆくえ(多部未華

          いちばんすきな花

          いちばんすきな花 5話を見終えて

          ドラマ「いちばんすきな花」を、穏やかに、優しく、登場人物に感情移入をしながら見ています。 私がこのドラマが好きな理由は、とにかく共感する言葉が多いこと。だから、あの4人のような友達に出会えたことを羨ましく思うんです。 とにかく共感する言葉が多い 特に今回の5話は、紅葉くんの言葉が、私の気持ちそのまんまだと思って、涙がこぼれました。 明るくて優しくて、たくさんの友達に囲まれて、みんなと仲が良かった紅葉くん。 だけど本当はただ単に「都合の良い人」だった。 一対一で向き合っ

          いちばんすきな花 5話を見終えて

          踊る直太朗が可愛すぎて、直太朗バンドがかっこよすぎた、森山直太朗コンサート

          呼び捨てごめんなさい。 でも、直太朗って呼びたくなるぐらい、コンサートが最高過ぎたんです。 本当に良かった。あれからずっと、直太朗の曲ばっかり聞いてしまう。 森山直太朗 20th アニバーサリーツアー「素晴らしい世界」 まず1曲目は、ギター1本の弾き語りで「しまった生まれきちまった」。 初めて聞いた曲だったのに、歌い出したその瞬間、泣けてきたんです。 開始3分で、「あー、来て良かった」と思いましたね。 コンサートの前半部分は、弾き語りと、ブルーグラスと呼ばれるアコーステ

          踊る直太朗が可愛すぎて、直太朗バンドがかっこよすぎた、森山直太朗コンサート