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2023年最終日に読んだのは「さみしい夜にはペンを持て」

「欲しい本リスト」には入っていたんだけれど、読むのが後回しになっていたこの本。
なんとなく今日読みたいなと、買ってそのままの足でカフェに入って、2時間程で一気に読み終えました。

私がnoteを初めて投稿したのは今年の5月。
最初は週1回のペースで書けていたのに、気付いたら月に2回投稿できたら良い程度になっていました。
「書きたい」とは思うんだけれど、なかなか手が進まなくて。

この本は、そんな私の文章に対する気持ちを膨らませて、強めに、背中を押してくれたような気がします。

書くことは考えること
だから面倒くさい

そうなんです。
書くという作業は自分の頭で考えることが必要で、読書感想文は何を書けば良いかわからなくて、ストーリーのあらすじを書いてた程の、考えることを避けて逃げてきた私にとって、これを続けることはなかなか大変。

言葉を選んで、文章を書いて、その選んだ言葉が違うなって思って、消して、新しい言葉を探して、文章を入れ替えて・・・。
これには時間がかかるし、疲れる。
仕事じゃないから後回しになって、どんどんと、やることの優先順位が下がっていく。

考えることは、答えを出そうとすること
答えを出そうとしないまま保留にしているのは、なにも考えないのと一緒

そうです。
考えることをせず、何となく毎日を過ごしているのが私です・・・。


本を読みながら「そうそう!」「そうなの!」と、”タコジロー”を私と重ねて、”おじさん”が私に助言してくれているのかと思う場面だらけだった。

元々、自分の気持ちを表現することが苦手で、言葉数もが少ないから、喋ったとしても、うまく自分の考えが伝わらなくて。
私は「コトバミマンの泡」が渦巻いている状態だったんだなと。
そして、うまく話すことができないということを、「思う」と「言う」の距離が遠いだけだなんて。

具体化してくれることでイメージすることができて、すごくわかりやすい。


家族といる時の自分でもなく、会社の人といる時の自分でもなく、友達といる時の自分でもない。
自分を攻略するために文章を書く。

ぼくは、ぼくのままのぼくを、好きになりたかった


2024年も、自分の気持ちを、スローモーションで思い出して、考えながら書いていこうと思います。


私のnoteを読んでくださった皆さん、ありがとうございました!




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