私の優雅な感染

カラスの群れが忍び寄り
それを闇と冠する
天井の感染

愚か者は、この静かな恵の束縛から
身を引くだけだから

この結婚は隠れて行われる

最愛の人の下から忍び寄って
大気の腸から金切り声をあげて

私を探してください

あなたの翼のある目の鏡の下から。

鳴りやまない耳鳴り　ぼーっとした音　たまに聞こえるぼそぼそ音
誰かが僕に事いらないって言ってる

朝決まった時間　決まった通学路　何も変わらない風景　成長していくみんな
疎外感を覚えた中学三年生
今までまともにできなかった団体行動へそ曲がりの僕は君についていくしかなくてもう一人の僕は天邪鬼でみんなと反対に道を選んだ