おざわ | YOUALL

Mizuki Ozawa | 小澤瑞紀🐕🧳 神奈川県出身。2022年に秋田県五城目町…

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Mizuki Ozawa | 小澤瑞紀🐕🧳 神奈川県出身。2022年に秋田県五城目町へ移住。 ちいさな搾油所【YOUALL】をつくりました。 ふたつの意味で、油を売って暮らそうとしています。 #youall #油売りの日常 #五城目町

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    このマガジンでは、ばばめゼミ生の発表をアーカイブしていきます。 #ばばめゼミ

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油売って暮らそう

と思っています。 キョトン顔 ニヤリ顔 ン?顔 いろんなリアクションを見るのが楽しい。最初のリアクションはさまざまあるけれど、多くの人は詳細を話すとおもしろい。とニヤリ顔で応援してくれる。 種と土と人秋田県南秋田郡五城目町 500年以上続く朝市が立つこの町で、油を売って暮らしてみようと思っている。 五城目町の耕作放棄地や未利用の畑を開墾して、ナタネとひまわりを栽培する。5月は菜の花畑、8月はひまわり畑を子どもたちが駆け回っている姿を想像する。あの大きな栗の木の下で菜の花

    • それっぽいからの脱却

      無職になった。 自分の心が動くものに時間と想いを集中させようと思ったのと、自分のペースで進みたいという気持ちが強くなったから。いまは関わる物事や自分自身の整理をしている。 本当の意味で自由に時間を使えるようになってから、よく畑に通うようになった。五城目町舘越にある菜種畑とポコポコファーム。 最初は、九月に播いた菜種が愛おしくなってただその様子を見に行っていた。それが、カブの発芽を任されて植えてからは、育っていくカブが可愛くて仕方なくなった。そんな具合に一つ、また一つと畑

      • 五城目のよはくについて考えよう

        8月末、とあるアメリカ人がスウェーデンから五城目町にやってきた。彼の名前はDarin(ダリン)、スウェーデンの大学の博士課程(PhD)に在籍してサステイナビリティ学の研究室に所属している。 Darin(ダリン)の約1ヶ月の滞在中、五城目町で起きたこと、起きていることについてたくさんディスカッションをした。ディスカッションの中で出てきた言葉の中で、私たちが注目したのは よはく というキーワードだった。 よはく ってなんだろうか? 漠然としていて曖昧で、その言葉はいろんな意

        • 生かされるを学ぶ

          少し暖かさを感じるようになった秋田の5月。人生初の渓流釣りに連れて行ってもらった。 朝4時半に待ち合わせ、馬場目川の源流に向かって車を走らせる。 5月のせいなのか、朝が早いせいなのか、虫もまだ起きていない。木の枝に釣竿を引っ掛けないように必死だった。 自然の中に溶け込ませるよう川上から流した餌に食いついたのは、一匹の岩魚だった。初めての魚は思ったよりもあっけなく釣れてしまって。そのことに拍子抜け、というか驚いてしまった。 「魚を釣る感覚をもっとちゃんと知りたい」と思った

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          これが根子の暮らしー非日常と日常のあいだ

          根子(ねっこ) 秋田県北秋田市阿仁地域根子。人口118人。世帯数57。 根子はアイヌ語で「流れるものが留まる場所」という意味をもつ。 すり鉢状の地形で四方を山に囲まれており、外界とはトンネル一本(もしくは山道)で繋がっている。 「彼はここから1時間くらいのところにある、山間の根子集落というところに住み始めたんだよ。」 「ねっこ」。はじめて聞いた時は土地の通称名かと思った。 五城目でも十二分に田舎なのに、ここよりもっと田舎に住む20代なんてどうかしているに違いない。やばい

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          地方留学□デザイン: エコシステム(生態系)のリデザイン-南三陸町, 宮城県

          宮城に滞在することになって一番最初に考えたことは、東日本大震災で被害を受けた地域に行こうということでした。南三陸町に住む知人に案内をしていただき、宮城県南三陸町を訪れました。 甚大な津波被害を受けて町の在り方を0からデザインし直した南三陸の取り組みから、自然の一部としての人間社会の在り方を考えてみたいと思います。 南三陸町について 南三陸町は宮城県の北東部、本吉郡の南部に位置し、志津川湾、伊里前湾に面しています。リアス式海岸特有の、湾と森が織りなす景観が美しい町で、南三陸

          地方留学□デザイン: エコシステム(生態系)のリデザイン-南三陸町, 宮城県

          地域のサステナビリティデザイン-五城目町, 秋田

          週末を利用して秋田県五城目町に行ってきました。
 五城目町?聞いたことないな。という方も多いと思います。私も前職の先輩で、起業して五城目町に移住された方をご紹介いただくまで、名前も場所も知りませんでした。 実際に訪れてみると、自然の豊かさ、コミュニティの豊かさなどこれまで大都市圏では感じることのなかった日本の魅力が詰まっていました。 本noteでは、五城目町での滞在を振り返りながら、 #地域のサステナビリティデザインについて考えていきたいと思います。 五城目町について秋

          地域のサステナビリティデザイン-五城目町, 秋田

          自然と豊かさと

          裏庭(というか山)の伸び切った竹の整備をした。 父が亡くなってから13年間、ずっと仕事をしながら作業をしてくれた兄母には本当に感謝。約100本以上もの竹を運ぶのは本当に体力がいる。 豊かさとはなにか。高校生の頃からずっと考えていた。母子家庭になってからも、私学に通わせてもらって、周りの裕福な家庭の子たちと変わらぬ生活をさせてもらえていた。 けど、ふと立ち止まると心のどこかにぽっかり穴があいていて。それは周りのみんなに合わせて流行っている洋服を買っても、海外旅行に行ったり

          自然と豊かさと

          そういえば高校の時、倫理の新書を読んで感想文を書く課題で、暉峻 淑子さんの「豊かさとは何か」って本を選んだなあ。あの時はふと目に入ったから選んだけれど、今の自分の疑問と結びついているなんて面白いなあ〜

          そういえば高校の時、倫理の新書を読んで感想文を書く課題で、暉峻 淑子さんの「豊かさとは何か」って本を選んだなあ。あの時はふと目に入ったから選んだけれど、今の自分の疑問と結びついているなんて面白いなあ〜