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また行くぜ‼︎【16フィリピン編】

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フィリピン編最終話

海外へ飛び立ち約3ヶ月程
フィリピンを旅した。


どのくらい滞在しようとかは
特に計画していないが
いつも心がサインを出したタイミングで
次の国へ行こうと思っている。

「心がサインを出す」」というのは
次の行き先を決め、ワクワクしていたら
Goサイン。みたいな…


結構この心の声というのは
自分の中で大事にしている部分。



次の国へ行く飛行機も手配し、出発の前日。

今日はこれといって予定もないし
最後に近所をぶらぶらして、
夜には荷物をまとめてお終い。


と思っていたがそうでもなかった。


数日前から相部屋で一緒だった
韓国の女の子と朝食が一緒になり、

今日は何するのー?

的な会話から、途中から一緒に
朝飯を食っていたイスラエルの男と
3人でブラブラすることに。


ひとり旅あるあるなのだが、
宿は基本的には相部屋で
男女一緒なのと、宿によっては
簡単な朝食がついていたりする。

ちなみに相部屋朝食付きで
700円ぐらいだった気がする。


なので1人は寂しいとかより
むしろ、1人になりたいとさえ
思うこともしばしば。



毎回色んな国の人らと出会え
同じような旅をしてる子も多いから
案外楽しい。

ただ防犯面や綺麗さとかは宿によって
マチマチだが、そこはしっかりと
自己管理はしなくちゃいけないのもポイント。


そしてこれもひとり旅あるあるだが
やっぱりどっか変な奴が多いのも事実(笑)


だからこそ面白いのだが、
日本じゃそう会わないタイプの人間と
出逢ったりもする。

今回は日本じゃ会わないタイプの人だった


韓国の女の子はとにかくエルニド島が
大好きで先月に会社を辞めて次の仕事を
始めるまでの間のバカンス。

これはよくあるパターン。



もう1人のイスラエルの奴よ…


なんせ荷物が少ない。


小学生の遠足に行くようなリュックサック
一つで旅をしているらしい。


バッグパッカーといえばやはりバッグ。
それでも数ヶ月でも滞在しようと思えば
いやでも荷物は多くなってしまうのだが


彼の持ち物と言えば、




石。


訪れた国の道端にある石
を持っているのだと。



なんじゃこいつ!!!

ちょーーーーーオモロい!!!!



毎回飛行機に乗る際、止められて
説明しなくちゃいけないのが大変だ、と。



いや、そこじゃねえだろ、と思いつつも
嬉しそうに机に並べ出した。


あまりに普通の石すぎて
写真を撮ってないのが悔やまれる…



彼ら2人とも英語が堪能で
何やら政治の話しにもなっていった。


イスラエルはそんな
テロばかりある国じゃない。

行ってはいけない場所はあるが
海も綺麗で食べ物も美味しい。
是非、俺の住む街にも遊びにきてくれよ!

と。


日本の報道を見て一部の
勝手なイメージだけが先行してしまってる
自分が恥ずかしく思えた。


韓国に関しても彼女によれば
年配の人の中には日本を好まない人も
いるみたいだけど、私たちみたいな世代は
純粋に日本の文化や音楽、食べ物も好きだし

なんだったら
日本の男の子ってみんな優しいよね。

なんてことを言っていた。
(英語の為、自己補正はあります)


この時点では彼らの国には訪れてないが
勝手なイメージだけでその国を
あたかも知ってるようなダサい自分には
ならないようにしないとな、と。


※これから2年後に韓国に訪れたが
彼女のいうことを実感したのはまた
【韓国編】にて書きたいと思います。




これも旅あるある。
他国の人と交流していくうちに
色んな違和感に気付く。
 


当たり前と思っていることが
当たり前じゃなかったり
これまでのちっちゃな価値観が
壊れていく感覚。



彼らとも会えるか分からないが
また行くぜ!とだけ言ってお別れをした。



会社員の頃、朝起きて
いつもと同じ駅で同じ時間に乗り
夜には同じように帰って飯食って
ネットサーフィンをして寝る。

時々、友達から連絡があり
急遽飲みに出かけたり、
と、予想がつく毎日の繰り返しだったけど


フィリピンへ訪れて約3ヶ月。
朝起きた時から、その1日の寝るまでが
全く予想つかないことがこんなにも
楽しいとは思いもしなかった。


良いことも悪いことも起きるけど
それが旅の良さでもあり、大変な面でもある。


そして一番の目的の
とぅるーらぶはこの国では
見つからなかったらしい。


うーーーむ。
大秘宝(とぅるーらぶ)探しは
まだまだ始まったばかり。



飛行機の窓からフィリピンに
また行くぜ!と、次の旅路へ想いを馳せた。



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一旦、フィリピン編は完結です。
ちゃんと旅をスタートといったら
やはりこの国からで、しかも
手錠されたり、監禁されたり、告白したり
ストリートチルドレンやレディボーイ等

なんせ濃い思い出がたくさん。

フィリピン編で出会った留学先の友達や
エルニドでガイドをしてるジェリックや
韓国の女の子とは今も繋がっていて
元気に過ごしているようです。

一日も早くコロナが収束して
皆に会えるといいなー。

そしてこんなアホな旅路録を読んで
笑顔になれる人が1人でもいたらええなー。

読んでいただきありがとうございます! ※絶対サポートしないで下さい!!! ただし1円でもサポートして下さった方にはもれなく…