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キャリア的視点208 -キャッチコピーで第一印象を変えていこう-


毎日ブログ 208日目(2020/9/23)

キャッチな言葉

ムファサだ!
この言葉が頭から離れません^^;

前回、劇団四季のライオンキングを見に行った事を記事にしていますが、その記事の最後のオマケで紹介した四季のYoutube動画を観て以降、何かある度にこの言葉が頭の中を走るのです。

ムファサだ!

キャッチです^^; こういう頭からは慣れないフレーズをキャッチと言ったりしますね^^

皆さんはご自身に何かキャッチコピーを持たれたりしていますか?
例えば私は名刺に「人財教育コンサルタント」と謳っていますが、残念ながらこれはキャッチコピーではありません。ざっくり単純にキャッチではないですし^^;
キャッチコピーというのは、それこそ皆さん自身の第一印象に繋がるものです。できればいいイメージのキャッチコピーを考えてみましょう。

まずは練習です。下の写真の女性にはどんなキャッチコピーをつけますか?

笑顔の女性

今日は皆さんにキャッチコピーをつけてみようかと思います。


キャリアの棚卸し

なんだかんだ言っても、言うまでもなく私は、この記事を読んでくださっている皆さんの事を知りません。知らない以上はキャッチコピーなんてつけれらるはずもありません^^;
という訳で、皆さんには自分自身でキャッチコピーを考えてみて欲しいのです。

最初に行う事は現在の自分を再認識するところからです。キャリアの棚卸しと聞けば、多くの方が職歴を考えるのでしょうが、キャリアは人生そのものです。仕事以外の事も考えていきましょう。
ピンとこない方は「自己概念」と言った方が判り易いでしょうか。自分とはこんな人ですよ、って考えてみてくださいね^^

自分がこれまで何を学んできたのか。
これまでどんな仕事に携わってきたのか。
その仕事で何を手に入れ、何を失ってきたのか。
どんな事を喜び、何に怒り、哀しみ、楽しむのか。
どんな食べ物が好きか。
好きな音楽のジャンルは?
好きな人のタイプは?
何をやっている時間が一番好き?
一番許せない事って何?
これまでに成し遂げてきたことって何?

おしゃべり

どんな切り口からでも構いません。
自分がどんな人なのか。自分で改めて考えてみましょう。
叶うなら家族や友人に教えて貰うのも大切です。自分ではなかなか気づけないところに気付かせてくれるのでお勧めです。

色々と集まったところで、今の自分はどんな人なのかをまとめてみましょう。まだキャッチコピーではないので一言でなくても構いませんよ^^


将来像をイメージする。

前章で考えた自分になぞらえても、なぞらえなくても構いません。次は自分の将来を考えてみましょう。キャッチコピーですから「自分がどんな風に呼んで欲しいか」それを考える為には未来志向も大切です。

自分は何をしたいか。
どんな事をしたいか。
何になりたいか。
どんな風になりたいか。
どんな人でいたいか。
これから何を学んでいきたいのか。
これからどんな仕事をしていきたいか。
どこに行きたいか。
どんな人と出会いたいのか。
お金はいくら稼ぎたいか。
何を手に入れたい?
何を成し遂げたい?
どう見られたい?
どう呼んで欲しい?

未来を見据える

イメージはできるだけ細かく、ディティールも考えましょう。
「何歳までに」とか、「1年間にいくつ」とか数字を入れるとより具体的になりますよね。
仕事などで大切にしている「軸」になる言葉を考えてみるのも大切です。

出来るだけ人に話していきましょう。そしてその反応を、もらうフィードバックを大切にして、取り込んでいきましょう。それでより具体的になっていきますよ。


キャッチコピーの作り方

最後に大切な事をもう一つ。
自分のイメージした将来像は、友人や周りの人に喜んでもらえますか?
社会性のない目標は誰も応援してくれません。
「私、彼(彼女)の友人なんですよ」って自慢したくなるのは、社会性のある人です。「この間詐欺で捕まったあいつ、俺の親友なんだぜ」なんて誰も言ってくれませんよね^^; ぜひ友人が自慢したくなる自分でいてください。

ここまで「現在の自分」「将来の自分」「社会性」の3つを考えてきました。この3つを踏まえて考えてみてください。
そして自分がどう呼ばれたいかを改めて考えてみましょう。

どう呼ばれたらワクワクするのか。
どう呼ばれたらドキドキするのか。
周りの人があなたを読んだ時、どんな呼び方なら喜んでくれるか。

キャッチコピーを作るのですが、既存のキャッチコピーの概念にこだわる必要もありません。

「いつも笑顔でいる自分」
「みんなに頼りにされている私」
「行動力世界一」
「チャレンジし続ける僕」
「スーパーポジティブ」

どうですか?
自分もワクワクできるキャッチコピーは出来ましたか?
そしてそれは、自分自身の将来の目標にもなり得ます。その言葉にふさわしい自分に成るために、早速今日からできることを考えていきましょう。そして早速行動していきましょう。

手を差し伸べる

私自身のキャッチコピーは「隣で寄り添う応援家」です。「不本意な離職」をなくしたいというのが私の仕事上の軸です。
皆さんはどんなキャッチコピーが出来ましたか?


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