エンディングノート -キャリアの振り返り-
毎日ブログ 154日目(2020/7/31)
早い物で2020年も7か月が過ぎ、いよいよ8月です。
今年も豪雨をもたらした梅雨も、南から順次梅雨明け宣言が発表され始めています。私の住んでいる東海地方の梅雨明け宣言はいつになるのでしょうか?
そう考えると2020年は様々に変な年なんですね。8月までかかる梅雨しかり、新型コロナウイルスしかり…
メメントモリ
専門学校時代、声優を目指し養成所で芝居の練習をしていた仲間が大勢いました。切磋琢磨という表現がふさわしい様に、毎日夢中になって稽古をしていました。仲間同士で遊びに行っても、将来の夢を語り合う時間の方が多いくらいの毎日でした。そんな愉しい日々の中、ある日、その内の一人が欠席をしたのです。
朝、既に亡くなって、発見された時にはもう冷たくなっていたそうです。
心筋梗塞だったと思います。
突然の別れでした。
現代の日本では実感がわかないのが本音ですが、死はいつも隣にあります。
実感はわかなくても、まさに今、世界を未曽有のウイルスが席巻し、世界規模でみれば66万人超の方々が突然の死に見舞われています。この数字はまだまだ伸びてしまうのです。お笑い芸人の「志村けん」さんもその一人ですよね。
私達は普段から車を運転しています。非常に便利に使用していますが、その車でも「事故死」というモノが付き纏います。
つい数日前の話、「神になりたかった」と称し、無差別に無関係の他人を車で故意に撥ねるという事件がありました。いつ何時、私や私の友人たちが、この様に事件に巻き込まれる、という事すらあります。
現に私も、偶然でしかありませんがギリギリで回避できた事件があります。今思い出しても恐ろしい話ですし、様々な事件の陰には多くの死があり、今なお苦しんでいる方々もいらっしゃるのです。
死は常に隣にあるのです。
エンディングノート
以前から話してはいたのですが、改めてエンディングノートを書いておこうという話になりました。
メメントモリの考えから、私自身、いつ不慮の死を迎えるかわからないからです。エンディングノートは主に残された家族が、事後処理で困らないために用意するものという認識でいます。
終活とは意味合いが異なります。
自分が死んだ後、誰に連絡してほしい
銀行口座やSNSなどのIDとパスワード
遺産管理と手続き
残された家族には悲しみに暮れる時間がないのが現代社会です。人は様々なしがらみの中で生きていますので、そのひとつひとつを書いていく事で、家族の負担を減らすのです。
死後の事後処理の中に、自分の転居の遍歴を調べる必要があると聞きました。いわゆる遺産相続人の存在を確認するために必要なのだそうです。
リフレクション
自分が親元を離れ、これまでそうやって生きてきたのか。
どんな地で、どんな事を思い、何をやってきたのか。
人生を振り返る良い機会だと感じます。
私自身はこのブログをはじめとして、惜しみなく記事にしてるのですが、それでもまだ書き切れていない事、そもそも書くつもりもない事などいっぱいあります。
今日、2020年7月31日まで18,291日生きてきた軌跡は簡単には書ききれませんね^^;
そのひとつひとつを思い出すことは、自分でも忘れていた「自分の一部」を取り戻す事にも繋がります。
今の自分には必要ないと心にしまって、そのまましまっていたことすら忘れていた「自分の一部」です。
そのひとつひとつが今の自分を彩る大切なキャリアなのです。
18歳の頃、兄に進められて読んだあの本に感銘を受けて、その後の考え方が変わった。
23歳の時、友人に勧められて会ったあの人に、その後の人生が影響された。
30歳だったかな、自分に限界を感じて、自分で限界を設定してしまって、目指していた道を諦めた。
たとえばこんな、経験がキャリアに繋がっていくのです。
キャリアデザイン
一般にキャリアとは「職業に関するもの」と言われていますが、それは少し違います。
職業に就く時間、仕事の時間というのはあなたの人生の一部です。実際に仕事で起きた様々な事はあなたの人生に大きな影響を与えていますよね。
海外赴任が決まって、英語も話せないのにアメリカに渡った。
パワハラを受けて会社を転職する。
逆に、あなたの人生で起こった全ても仕事に大きな影響を与えるのです。
結婚を機に住み慣れた街を離れることになり、会社も辞めることになった。
カメラの趣味が高じて、カメラマンとして独立起業した。
エンディングノートではなくてももちろん構いません。人生を振り返る機会を作りましょう。
ひょっとしたらその中に、これからのキャリアを考えていく、「キャリアデザイン」のヒントが隠されているかも知れませんよ^^
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