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毎日ブログ 121日目(2020/6/28)

子供達の為にできる事

新型コロナウイルスの脅威によって
日本のみならず、
世界が大きな傷を負った春。

3月から学校が休校し、
6月にやっと再開。

外で友達と一緒になって
遊ぶことも許されず、
新学年になったという
自覚も育たないままに、

勉強の仕方も
勉強の必要性も
勉強の愉しさも知らずに
放り出された春。

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時期も悪かったと思う。
これが新学期ではなく、
秋口くらいだったら、
何かが変わっていた様にも思う。
何がどう変わっていたのだろうか。


地域ごとに差はあるものの、
5月中旬から下旬にかけて
順次再開した学校。
新しく不慣れな教室で
学びの時間が始まる。


3か月の学習の遅れは、
どこで取り戻すのか。
これがこの子達の
将来のキャリアにどう影響するのか。


クラス担任にかかる負担

クラス担任に先生方も
大きなプレッシャーを
背負ってしまっていないだろうか?

新型コロナの影響で
様々な分野のオンライン化が
急速に進んだ。

元々の社会的な素地があったとはいえ、
あまりに急激な変化に
現場も個人も対応が間に合わない。

コロナの第2波、第3派の心配の中、
授業が再開されたのちも
対策は加速化する。


学習のオンライン化。

聞こえは良いし、
対応は必須。

しかし、例えば
まだ学習の愉しさも知らない
小学校低学年生にとって
対応していけるモノなのか。

その時、親は、担任の先生は
どう関わっていけば良いのか。

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子供だって初めて。
親だって初めて。
先生だって初めて。
みんなが初めてで、
手探り状態。


ひとつの方法の提示

でも先生には、
仕事として携わる分、
ある程度の結果が求められる。

どうしたら良いのか?

それは皆さんが、
個人で、学年で、学校で、地域で
考えて実行するモノ。

とは言え時間が惜しい。
なのでひとつの解答を
紹介したいのです。

https://www.youtube.com/watch?v=AUX40ygrtrk
紹介PVがYoutubeで見つかりました。
全編は「NHKオンデマンド」や
その他有料動画配信サービスで
観ることが可能です。

以前の記事、
「必見! ファシリテーターを目指す人たちへ」
でも紹介しているのですが、
担任の先生には
「ファシリテーター」であって欲しいと思う。


ファシリテーターとは、
促進者を意味する言葉。
会議などの進行を司る役割なども
これに含まれる。

場の参加者(彼の場合は子供達です)の
可能性を信じ、
最初に問題を投入するだけ。

必要最小限の声掛けしか行わず、
否定の言葉は一切発せず、
場の流れに身を任せ、
時に舵を取り

場に入る前から
参加者とのスキンシップ・コミュニケーションを絶やさず
参加者の事を考え続ける。

授業の中で、
子供たちの学習の意欲を
促進する。
子供たちの主体性を促進する。

物事の「答え」を
言いたい気持ちを
グッと抑え、
その子なりの答えを
引き出す。

授業でインプットしたものを
アウトプットしていく場を用意する。

小さな成功体験を重ね、
大きな自信へと繋げていく。


反対勢力の存在

子供たちは休校の期間、
ゲームやYoutubeなどの
娯楽にまみれてしまった。

誰が悪い、というものではない。
強いて挙げるなら
新型コロナウイルスに
全責任を押し付けたいところだが、
送もいかない。

親たちも自分の
テレワークなどの業務をこなすのに
手一杯で、大切な子供たちの
学習にまで気が回らなかった。


そしてサービスを与えられることに
なれてしまった子供たちは
別の何かに責任を押し付ける。

何かに責任を押し付ける人は
自己肯定感が低い傾向にある。
自己肯定感低いと
モチベーションが上がらず、
自信の喪失にも繋がる。

悪循環。

改善をするための方法とは、
日々の関わりに中で
自分で考え、
自分で決定する事を促していく。

急いては事を仕損じる。
慌てないで。
受信に慣れてしまっている人に
急に発信して、と言っても
なかなか対応できませんよ。

ゆっくり、すこしずつ
自己決定を繰り返すように
手伝っていく。
支援していく。
これがBEST。

小さな成功体験を繰り返し、
自己肯定感を上げていく。


ファシリテーターたれ

これからの先生には
そんな存在であって欲しい。
これまででも当たり前にいた姿。

子供たちを引っ張っていくのでは無く
子供たちの背中をそっと押す。
そして暖かく包み込んで見守る。

これからのリーダー像と共通する姿。
これからの時代のキーワードは
「 主 体 性 」

私の友人が経営する学習塾も
まさにそれ。
塾生が自分たちで学びたい事を見つけ
自分たちで学んでいく。
塾はその場を提供するだけ。

もちろん裏では様々な準備や
支援体制を整えつつ、表には出さず。
基本的に塾生たちに任せる。


様々な場所で波は起こっています。

学校の先生にも
この波は感じて欲しい。

これからは
[ Teacher ]
から
[ Facilitator ]
へ。



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