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毎日ブログ 51日目(2020/4/19)
(※この記事は自社ホームページからの転載記事です)

皆さん、コンプライアンスって言葉、
聞いたことはありますか?
その意味は知っていますか?


今日から3回連続で
コンプライアンスに関して
ブログ記事として
まとめていきたいと思います。


連続物は初めての試みですので
なかなかうまくいかないところも
多々あるかとは思いますが、
宜しくお付き合いいただきます様
お願いいたします^^

コンプライアンス
日本語にすると
「法令等遵守」
訳されます。


法令はわかります。
単純に「憲法」だったり「条令」だったり
いわゆる法律と言うものですね。
では「等」って何でしょう?


法令等遵守の「等」とは、
有体に言えば「倫理」や「道徳」「文化」等の
明文化されていないルールの事です。


その明文化されていないルールと
法律などの明文化されているルール
これらを守ることを
コンプライアンス:法令等遵守
と言うのです。

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皆さんは日本の法律は
いくつあるかご存じですか?


2014年の数なので
現在とはすでに異なっているのですが、
総務省行政管理局のデータによれば
1,924件との事です。


2020年に入って、いわゆる
「コロナ特別措置法」
「マスク転売防止法」が施行され、
6月には「パワハラ防止法」が施行されます。


等とどんどんと増えていますので、
近い将来には2,000件を超えそうですね。


という事で皆さんは
法令等遵守のために
この2,000件に近い法律を全て暗唱して、
遵守する必要がある訳です。


いや、無理ですし!


法の専門家たる弁護士さんでも
とてもじゃないですが無理だと思います。


ではどうしたら良いのでしょうか?


私はキャリアコンサルタントとして
企業様のコンプライアンス研修などで
教鞭をとらせていただく際に
伝えるようにしている事があります。


自分の心の中にブレーキを持つこと

自分だけではなく
他人に対しても厳しく


この程度なら…
みんなやっているし…


と考えた時に踏むべきブレーキを
心の中に設定することが
コンプライアンスを考える上で
最も大切なことになります。


明文化されていないルールに対しても
しっかりと法令等遵守たろうと考えるのであれば、
自分自身を冷静に客観視し、
その行動が
「人から観てどう映っているか」
を想像する事が大切です。


明文化されていない倫理などは
判断基準が実に悩みどころですが、
最終的には「我欲に走らない」あたりが
無難なのではないでしょうか。


自分一人の利益ではなく
社会の利益を求める。


そしてその判断で誰かが
不快な思いをするのであれば、
その人数をできるだけ減らすようにする事。

この辺りにヒントがあるのではないでしょうか?


そもそもコンプライアンスって
何故守らないといけないのでしょうか?


社会に生きる物として
周囲の方と共同で生きていくための
基本的なルールを守ることで、
仲間外れにならずに
生きていけるようになる。

そのために守るのです。

「俺、一人でも生きていけるし」
と言っている人でも、
生活をすればゴミが出る。
ゴミが出たら回収してもらう訳ですが、
その輪から仲間外れにされるとしたら…

あなたはどうしますか?

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企業においても同様です。
売上を上げるのは企業としては
最も大切な業務のひとつです。


ですが社会的ルールを守らないまま
活動をしていた場合、
いつか社会的制裁を食らう事になります。


その最も悪い意味で最たるものが
反社会勢力
です。


そこには我欲しかなく
他人を騙し自己の利益ばかりを追求する。
お金儲けのためなら、
あらゆる社会的ルールをも無視する

彼らが交通ルールを守るのは
余計な事で捕まらないため。


だからこそ
法により検挙され、
場合によっては
基本的人権をも剥奪されかねません。


皆さんも記憶に新しいでしょう。

そんな反社会的勢力と一緒に
写真を撮っただけで、
政治家生命や芸能人生命を絶たれ
社会的制裁を受けている人たちがいます。

しかし実際には普通の人も
コンプライアンスを冒してしまうのです。
私は過去に
「ハラスメントを許してはいけない!」
と言うブログ記事を書いていますが、
普通の人もやってしまうものなのです。


その代表がパワハラなどのハラスメントです。
そのパワハラは2020年6月に
「パワハラ防止法」が施行予定です。
このパワハラに関してはまた日を改めて
考えていきたいと思います。

次回は、先にも出しましたが
SNSや自転車と言った身近に潜む
コンプライアンスを考えていきたいと思います。


今日はタイトル通り
「コンプライアンスとは何か」
と言う話でした。

今なぜ改めて、
コンプライアンスを考える必要があるのかとは
「心にブレーキをつけるため」
なのです。


これらを踏まえて次回の
「身近なコンプライアンス」
楽しみにお読みくださいね^^

※追記:「パワハラ防止法」

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