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Kickstarter-クラウドファンディング連載②

アメリカ版クラウドファンディングKickstarterでのプロジェクト終了まで、残り40日となりました。

http://kck.st/38WrEbH

すでにご支援いただいた皆様、温かいご支援を大変ありがとうございます!
プロジェクト終了まで、何卒ご支援のほどよろしくお願いいたします。

本日は、先週の投稿の続きです。
今回は、「おやさいクレヨン」のこだわりについてご紹介します。
クラウドファンディングを通して、mizuiro.incが目指すところを知っていただけたらと思います!
 
※今回の投稿は、全3回の投稿の2回目です。
 
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なぜZero waste でeco frendlyなのか?
それは「子どもファースト」を重視した結果です。


子どもたちの安心と安全を願って企画されたはずの「おやさいクレヨン」は、最終的にZero wasteでeco friendlyなアイテムへと進化してリリースされました。その理由を紹介します。
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「おやさいクレヨン」の制作に際して重視したのはもちろん、子どもにとって安心で安全であること。つまりは「子どもファースト」であることです。では、「子どもファースト」とは具体的にどういうことなのか?
それを突き詰めた結果、下で紹介する3つの要素に行き着きました。

① 子どもにとって安全であること
② 子どもが自然について考えられること
③ 子どもに誇れる社会を残せること

これらすべてを満たす条件が、青森県産の廃棄野菜を原材料にすることでした。どういうことなのか、順を追って説明します。

おやさいクレヨンのこだわり①
「子どもにとって安全であること」

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「おやさいクレヨン」にとって最も重要なのは、主原料から製造過程まで、子を持つ親が本当に安心できる品質を追求することでした。そうして行き着いたのが、自然由来の素材で製造するという選択肢。

具体的に「おやさいクレヨン」は、玄米の精米時に発生する「米ぬか」から採れる液体状の「米油」と、固形の「ライスワックス」を原材料に作られています。

もちろん主原料だけでなく副原料も安心と安全を考慮して、以下のようなこだわりを貫いています。

・着色料には本物のお野菜を砕いた粉末を使用
・色を補う顔料も食品添加物レベルの安全性がある食品色素を採用
・その量も、一般的なクレヨンに使われている顔料量の3分の1以下

これなら好奇心いっぱいの子どもが少しばかり「おやさいクレヨン」を口に入れてしまっても、健康被害が出るようなことはありません。

しかもうれしいことに、「米油」を使ったことでクレヨンが持つ独特のにおいがしなくなる効果もありました。それどころか、「おやさいクレヨンからは、どこかお野菜の香りがする!」というありがたい声をいただくこともあるくらいです。

おやさいクレヨンのこだわり②
「子どもが自然について考えられること」

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着色料に野菜を使った「おやさいクレヨン」の色は、まさに「野菜そのもの」の色をしています。だからそれぞれの色は「緑色」や「黄色」ではなく、「きゃべつ」や「にんじん」といった野菜の名前を付けました。

子どもたちには好きな野菜や果物もあれば、逆に嫌いな野菜もあるでしょう。けれども、クレヨンで絵を描きながらお野菜の色に触れるうちに、たとえ嫌いな野菜でも親しみを覚えてくれるかもしれません。

また、子どもたちは興味があるものに触れると、匂いを嗅いだりします。先に書いたとおり、本物の野菜が入っている「おやさいクレヨン」では、色によってわずかに香りがすることがあります。もちろん香料類はいっさい配合していないので、それは野菜そのものの香りです。

「おやさいクレヨン」を手にとった子どもが「ねぎ」で豪快に色を塗ると、馴染みある香りがほんのりと立ち上がります。少しだけザラザラとした描き心地は、土やお野菜を触ったときの感触を思わせるかもしれません。

野菜そのものの色と香りが伝える、自然という物語。クレヨンで絵を描くうちに、野菜から自然へと興味が広がり、好きになってほしい。それが、「おやさいクレヨン」に込められた願いです。

おやさいクレヨンのこだわり③
「子どもに誇れる社会を残せること」

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「おやさいクレヨン」は本物の野菜や果物、豆類を原材料としながらも、市場に流れない「規格外品」や「端材」をできる限り活用することで、食品循環を目指しています。

例えば「キャベツ」色は、土に残して堆肥にされたり廃棄されたりしていた一番外側にある葉っぱを使用。「りんご」色はりんごドライチップス加工時に排出されるりんごの皮を使っていて、それぞれ農家の方々に集めていただいたものを原材料として生まれ変わらせています。

また、先に紹介したとおりベースである「米油」と「ライスワックス」も「米ぬか」から採れており、これらも大部分が廃棄されるはずのもの。油脂原料のほとんどを輸入に頼る中、「米ぬか」は貴重な国産の油脂原料でもあるのです。

さらにもう一つのこだわりとして、使っている野菜の約8割を地元の青森県産に限定しています。地産地消は二酸化炭素排出も含む物流コストの縮小になるだけでなく、地元で循環することで、持続可能性も高まるでしょう。

つまり「おやさいクレヨン」はZero wasteで、eco frendly。自然と共存したサスティナブルな社会を作るための試みが、この小さなクレヨンに詰まっています。そしてそれは「子どもたちに誇れる社会を残したい」と願う親心が反映されたクレヨンでもある、ということです。

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この連載は、毎週水曜日に更新しています。
次回は4月14日に更新予定です。

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