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44歳、春。不妊治療のやめどきと希望の間

先日、6回目の採卵をして来ました。
低刺激法という方法で、卵を包んでいる卵胞は左右合計6個(サイズは大、中、小さまざま)育ち、採卵出来たのは2個。

ふりかけ法で受精させ、正常に受精卵になったのは1個のみ。

前回の記事は有料だけど、夫と私が最近話し合った内容をまとめた。

▼44歳。不妊治療のやめどきを考える

ちなみに私たち40代夫婦のこれまでの実績は

1回目 高刺激法(アンタゴニスト法)
採卵数1個、胚盤胞0 移植出来ず

2回目 高刺激法(アンタゴニスト法)
採卵数3個、胚盤胞0 移植出来ず

3回目 高刺激法(PPOS法)
採卵数1個、胚盤胞0 移植出来ず

4回目 ショート法
採卵数3個。受精成功した2日目の新鮮胚2個を子宮に移植。妊娠判定は陰性。

5回目 低刺激法
採卵は卵胞の位置が良くなく実施出来ず、結果、採卵数ゼロ。


今回6回目になる採卵の際、生理の血の色、量もこれまでで1番良くて、生理痛もなかった。

体調も精神状態もすごく良くて、自分が日々の生活で心がけたイロイロに意味があったように感じた。

ずーっとガタガタだった基礎体温も、かなり正常な形状になった。

その結果、1個誕生してくれた、ものすごく尊い正常受精卵。

ありがとう。

不妊治療のやめどきを考える私たちには半面、希望も宿っている。目の前には受精卵というすさまじいエネルギーを放つ存在があるんだもの。

この治療に踏み出したこと、夫とふたり、何やってるんだろうかと時に落ち込んだり、励まし合ったりする毎日だけど、踏み出したこと、良かったとしか思えない。

季節は冬から春になった。

切ないようで、希望が持てて、明るい春。

すっかり歳を重ねた40代夫婦も夢をみせて貰っている、春。この先も、厳しい現実の中に少しの希望が欲しいな。

お読みいただきありがとうございます。
素敵なGWを!

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