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今週読んだもの、見たもの001

今週読んだものや見たもの(聴いたもの)をまとめてみた(9/6-12)。
まとめnoteみたいなことをするのは初めての試みで、なんちゃって編集者のようなブロガーのような、その縫い目を渡る気持ちで文章を書いてみようと思う。

最近気になるワードとしては「空気」「メディア」「世論」あたりが挙げられる。PR会社でインターンをさせて頂いてることもあり、情報と人間の思考の関係性に強く興味を惹かれている今日この頃。

1. 「空気」の研究

日本人の得意とする「空気を読む」アクションにおける「空気」について考察した本。日本人は「忠君国家」から「正直者がバカを見ない世界であれ」に至るまで全ての命題を絶対化するクセがあるらしい。そしてその命題にめっちゃ感情移入して(本人は感情移入とは思ってない)しまい周りが見えなくなってしまうクセもあるらしい。

確かに、小学校のクラスで村八分が起きたとか関西人はオチがないとダメだとかってのもある種の絶対化された命題が背景にあるなあと思った。

また、これらの「空気」は閉鎖的な環境においてより醸成されるようである。オンラインサロンなどの閉鎖的なSNSにおけるコミュニケーションが注目される今、「空気」との付き合い方に向き合うのはとても大事なことなのではと感じた。

2. 100分deメディア論 NHKオンデマンド

情報が溢れ散らかす現代におけるメディアとの付き合い方についてNHKが特集したこちらの番組。

1. 「世論」リップマン
2. 「イスラム報道」サイード
3. 「『空気』の研究」山本七平
4. 「一九八四年」オーウェル

の4冊から、現代に必要なメディアの考え方を紐解く。メディアは使い方次第で良くも悪くもなる諸刃の剣だと改めて考えさせられた。どんな記事を前にしてもファクトを抜き出すことを意識して情報と付き合いたい。

個人的に、講師である中島岳志さんの中立に立つスタンスが好きだった。中島さんといえば、リベラルと保守の関係性について話したこちらの記事がとてもわかりやすかったのでおすすめ。

3. 養老天命反転地

大学の友達と岐阜にある養老天命反転地へ。長時間いると脳がバグる素敵な公園だった。めっちゃ歩きにくいのだが難解な道を直感に任せて彷徨うのは心地よかった。




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