見出し画像

「婚活中」と周囲に言ってみた ①病院の先生

ご無沙汰してしまいました。
新しい相談所でとりあえずノンセクを自称して(自分としてはまだAセクの可能性もあるQだと思っていますがシステム上1つ選ぶことに)ぼちぼちお見合いなど活動していますが、相談所への誓約によりそちらの話を投稿にする予定はありません。

で、今回からしばらく続きもので、私が「婚活始めました」「今婚活していて……」と周りの人に言うようになった話を書いていきたいと思います。
それによる自分の心境の変化がメインになるかと。

以前の婚活(一般の結婚相談所で、シスヘテロとして取り組んでいた婚活)の時とはうって変わって、最近は「婚活している」「近々結婚したい」「妊娠を希望している」といったことを周囲に話すことが多くなりました。

仕事はほぼ99%くらい在宅勤務なので、仕事関係の人との雑談の中で言う訳ではない。
紹介するよ! みたいなことになったら申し訳ないので友達にも言っていない(カミングアウトしている訳でもないのでシスヘテロの人を紹介されても申し訳ない)。

じゃあ誰に言っているのかというと、現状こんなあたり。
・病院の先生
・美容系サービスのスタッフさん
・会社の人事
今回は病院の先生に話してみた編です。

プレ妊活のつもりで減薬

丁度、新しい結婚相談所がブライダルチェックを強力に推奨しており(夫婦間で性交渉したくないにもかかわらず結婚相談所に所属するのは、子供が欲しいからという人が多数のため)、私も一通り検査を受けました。
ここから、「妊活とまではいかなくてもプレ妊活くらいの気持ちで、妊娠に影響のある薬もやめていきたいな」と思うようになりました。

病院だと、婚活してるは別に言う必要はないので、もっぱら「近々妊娠したいと思っている」という切り口で話していくことになります。
多分この、病院の先生たちに話す必要に迫られたことで、他の場でも話すハードルが一気になくなったかなと思っています。

保健室顔パス育ち病院慣れ勢

私は小さい頃から健康状態が図太くなかったので、今でも結構な数の病院にかかっています。平均して月2〜3回くらい?
物心ついた時からアトピーや喘息で定期的に病院へ連れられ、思春期頃には低血圧になったり生理は激重だったりで学校は遅刻するわ休むわ保健室行くわで、細々とした病院通いも完全に生活の一部でした。

そんな感じのまま社会人になり、定期的に会っている(受診している)かかりつけのお医者さんは今でも結構な人数いる。
そしてほとんどの病院で、「妊娠中の方は医師にご相談下さい」の薬の処方が続いていました。

偏頭痛とうつ病

中でも、社会人になってから発症した偏頭痛とうつ病が難関です。
社会人一年目の梅雨に突然始まってしまった偏頭痛と、前職で2回休職する羽目になって転職を考えるきっかけにもなったうつ病を、「この薬があれば日常生活をキープ出来る」ということで発症以来ここまで惰性で服用してきました。服用をやめるきっかけがなかったとも言います。

心療内科からもらっていた薬は抗うつ薬、抗不安薬、睡眠導入剤で、その上偏頭痛予防用に処方されている薬も三環系抗うつ薬でした(元は抗うつ薬でも、偏頭痛とかてんかんの予防にも使えるとなったらしい)。

超〜〜〜ざっくり言うと、抗うつ薬は妊娠初期と後期に特にリスクが高くなるものが多いらしいです。
・初期⇒催奇形性など
・後期⇒産まれた後の赤ちゃんに薬の離脱症状が出るなど
ただし、服用をやめて母親の健康が損なわれることでかえって妊娠しづらくなったり、妊娠中なら胎児に悪影響を及ぼすこともあったりするそうなので、母親(になる人)の体調・薬の種類・症状悪化のリスク(ストレス要因)などを考慮して、一人一人その時に医師の判断を仰ぐのが医学的には望まれているようです。

※超〜〜〜〜〜〜ざっくり素人調べ予備知識皆無なので、内容に責任は負えません。
「そんなこともあるのか、自分の場合はどうなのか自分のお医者さんに聞いてみよ」のきっかけになればという意図のみでここに書いています。

「今減薬に踏み切って大丈夫か」の確認

そしてこの偏頭痛とうつ病関係の減薬が一番の難関だった最大の理由は症状悪化の不安と、「いきなりやめると離脱症状とかいう反動がある」という噂を聞いていたことにあります。

減薬を決意してから初めての心療内科の診察日、「妊娠を考えているんですけど、今の薬でやめたほうが良いものはありますか?」と聞いたところ、妊娠中(症状など考えて、やめられるなら)にやめておいた方が良い薬は全部と言われました。
やっぱりな……お薬手帳に書いてあった「ご相談下さい」は「出来ればやめとけ」なんだな……。

という訳で妊娠したいなら、とあっさり減薬に向けて話が進むことに。
更には、私の抗不安薬と睡眠導入剤は離脱症状の心配はないので、「今日からいきなりやめても良いし、ちょっと調子悪いなと思ったら頓服的に使ってくれて構わない」とのことで、いきなり2つ断薬スタート。

ですが抗うつ薬だけは、「いきなり服用を止めると体がびっくりするので、まずは服用を毎日から一日おきに減らしてみましょう」と言われました。
※くどいようですが私の場合の話です。元々一番小さい錠剤の0.5錠が一日あたりの指示量だったので、次に減らすなら一日おきとなったようです。
元の量が1錠だったら0.5錠にするとか、大きい錠剤から小さいものに変えるとかもあると思うので、絶対にご自分のお医者さんの指示指導を受けて下さい。薬の自己判断ダメ絶対。

あとは、そもそも私がうつ病になったきっかけが
・1回目は上司との人間関係
(挨拶をしても無視される、仕事を指示されない・指示を仰ぐと罵倒される・自己判断で動くと怒鳴られる、など今思えば何某かのハラスメントめいていたと思っている)
・2回目は仕事のしすぎ
(繁忙期と人手不足から月の総労働時間が220〜250時間程度、残業で言うと60〜80時間台、人手不足+シフト制勤務で公休以外休めない=体調不良でも欠勤出来ない状況)
だったので、減薬・休薬を考えるにあたり「仕事などは落ち着いていますか?」という確認も受けました。

今は人間関係で特に問題は感じていないし、残業は10時間台だし、プライベートは完全にコントロール出来る状況だし、私としても「今がチャンス」と思いました。

なんなら、この先結婚が決まったとしたら新生活やら結婚の準備でプライベートが忙しくなって、その時の方が悪化したり、減薬を始めても症状をぶり返したりする可能性がある。

減薬してみた結果

結局、偏頭痛の方は直近で症状の悪化があり薬が増えてしまったため減薬の相談は見送っているところなのですが、うつ病の薬(心療内科から処方されていた薬3種)はゼロの状態を2ヶ月ほどキープ出来ています。

あと思いがけず嬉しかったのが、医療費がめちゃくちゃ浮いたこと。
どうやら精神科診療は他の診療科とは別で保険点数が高いらしく、私の場合、他に通っている脳神経科(偏頭痛)や内科や婦人科は再診だとワンコイン前後な一方、診療内科は毎回英世1人+ワンコイン程度でした。
そして処方薬の金額も然り。

健康印皆無で育ってきたので医療費は聖域扱いしてしまっているところがあるのですが、月平均で体感5000円くらいは浮いた? 今の相談所のお見合い料1回分じゃん。それは普通に嬉しい。
という訳でお金と通院の時間が浮いて、婚活に回せるぜやったーという思いがけない副産物も得られました。

次回はネイリストさんに婚活宣言してみた編です。つづく。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?