「~しなければ」と思った自分を責めなくて大丈夫
「~しなければいけない」
「~したほうがよさそう」
そうやって自分軸ではなくて、他人軸で生きてきて、自分が好きなことや大事にしたい価値観はなに?と問われてもすぐにはでてこない。
そんな状態だった2021年10月のわたし。
約3ヶ月たって、やりたいことが少しずつ見えはじめたり、ゆずれない価値観が明確になってきたり。少しずつ変化を感じています。
自分のことを考える時間、未来のことを考える時間が圧倒的に増えたぶん、わくわくする気持ちも取り戻してきた感覚です。
実際にやりたいと感じたことにチャレンジをしてみて、「やっぱりこれじゃなかったかもな?」と、疑問がでできたこともありました。
そうやって、「やってみないとわからない」が自分ごと化されてきている日々でもあります。
やりたいことがいつの間にか、やらなくてはいけないことに
いざやりたいことが見つかって、それを頑張ろうとイキイキした気持ちを取り戻す。そんな自分が好きになれそうな気がしてくる。小さな目標をたてて、一つひとつこなしていく。
そんななかで、ふと「やりたい」で始めたことが、いつのまにか「やらなければ」に変わっている瞬間に気づいたりすることもあります。
やらなければならないと思ってしまっている、ということはこれはやりたいことではないの?とさらにもやもやしてしまう。
また振り出しに戻ったような気持ちになって不安になる。
また「~しなければならない」と思ってしまった、自分の思考を責める。
そんなこともあります。
やりたいことの中の「やらなくてはならないこと」
でも、最近はこう納得しています。
「やりたいことをやるって、本当にやりたいことだけで埋め尽くされてるわけじゃないんだよな」
例えば、ライターになりたいと思ったときのわたし。
いろいろな人の話を聞いて、感銘を受けたことや学びをもっとたくさんの人に届ける。そんな仕事がしたいから取材ライターをしたいと思った。
だから、ライターの勉強をはじめた。実際に講座をうけて、課題を提出しようと目標を立てる。
でも本業もあるし、家事・育児もあるし、睡眠時間も大切にしたい......。
気づいたら、提出したいと思っていた課題が思うように進まない。
そんなときにこの言葉が頭をよぎる。
「課題やらなきゃ......」
やらなきゃって思っている自分に、自己嫌悪になりそうになる。また、やりたいじゃなくて、やらなくてはと言っている自分をみつけて、前の自分に戻ってしまったような気持ちになる。
でも、この「課題をやらなければ」がなぜここででてくるかというと、ライターなりたいからなんだよねって。
別に課題がやりたくてやっているんじゃなくて、ライターになりたくて、自分の書いた記事を添削してもらって、よりライティングの力を伸ばしたいから、課題をやろうと目標をたてたんだよね。
やりたいの中身も全部やりたいだったら、もちろんそのほうがいいのかも知れない。でも、そんなに都合よくいかないんだよなって、今は納得してます。
やりたいことの中のやらなくてはいけないことを楽しむ
現在の「やりたい」でいうと、わたしはもうライターになりたいわけではなくて。自分の価値観を言葉で表現できる人になりたいから、ライティングを学びたいと、そもそもライティングを学ぶ理由が変わってきていたりします。
でも、ライティングを学びたいということは、変わらずわたしの中の「want to」であり続けています。
だから自分の「やりたい」を大切に、これからもライティングの勉強は続けていく。
ライティングの勉強をする中で、「やらなきゃ......」という思考がでてきても、自分を責めない。
なんでこの作業をしているんだっけ?と原点に立ち戻って、それがわたしのやりたいにつながっているなら、やらなきゃを全力でやる。
できることなら、「やりたいことの中のやらなくてはいけいないこと」も全力で楽しむ。
そうやってやりたいことをやっている、なりたい自分に近づいていけばいいなと思っています。
と、ここまで書いてなんかこれ前も同じようなこと思ったことある気が......と感じてnoteをさかのぼってみた。
そしたら、やっぱり書いてました。笑
人生は百年ないと思うけれど、希望を持って百だとしたら、五十になるときってとても大事だという気がする。
私はもうしたくないことをしないと心から決めた。
したいことのなかのしたくないことは積極的に楽しもうとし、したくないことはしたくないというシンプルな考えを日々実行中だ。
出典:よしもとばなな 人生のこつあれこれ2012
ばななさんのエッセイに書いてあったこと、自分なりに咀嚼できたんだなって納得しました。
こうやって、しなやかに生きていこうと思います。
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