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ネガティブな気持ちも大切にしたい

最近夫さんが単身赴任することについてnoteに書き残すようにしています。

その中で、決断したことばかり書いていると、あとから見返したときにポジティブな面は思い出せるけど、ネガティブに感情が動いたことを思い出せないなと感じました。

あまりネガティブな感情が長続きするタイプではないというか、ネガティブな感情をなかったことにしようとする癖があるので、おそらくポジティブな面以外も書き残しておいたほうが自分のためになる気がする。

そんな思いが出てきたので、今回は夫さんが全国転勤ありの会社に転職することが決まったときのもやもやした気持ちや私の変化を書き残しておこうと思います。

夫さんの些細な言動にイライラする

転職が決まったあとぐらいから、徐々に夫さんのちょっとした行動が腹立たしくて仕方なくなりました。

濡れたタオルを床に置きっぱなしたせいで、それを子どもがさわって洋服が濡れたり。三角コーナーにゴミを入れるときに袋をちゃんと開けないで入れるから、毎回私がゴミを入れ直さないといけなかったり......。

小さいことなんだけど、とにかくなんでもイラついていたんです。

だから、夫さんが転職して転勤が決まったら、夫さんはこの家をでるから、イライラすることもなくなるんだって思っていました。夫さんがいると助かることもあるけど、イライラすることも正直たくさんあるからどっこいどっこいでは!とすら感じている自分がいました。

きついし、なにもやる気が起きない

でもなんだか辛くて。なにもやる気が起きなくて。

身体は痛いし、食欲もないし、家事もやるのが面倒。子どもは重くなってきて、自転車に乗せるのすらきついし、毎日お風呂にいれるのもきつい。最近は自我の芽生えでよく子ども同士で喧嘩して泣くし、体力がついてきて夜はなかなか寝ない。

とにかくきつい。

家事はいっこうに終わらないし、部屋も毎日汚くなるし、化粧する時間もないし、ピアスやネックレスもつけられないし、好きな洋服も着れない。

「なんか最近文句ばっかりだな......。」

って思っていたら、朝起きれなくなって、涙があふれだしてきたんです。

どうやらまた自分の気持ちをどこかに置いてきぼりにしまったようでした。

夫さんの「やりたい」を応援したいけれど

夫さんは全国転勤ありの会社に入社。今の家から通える店舗は2店舗しかなく、そこに配属にならない限り、夫さんは単身赴任をすることが決まっていました。

転職をとめる選択肢はありません。夫さんがやりたいことを応援するわたしでいたかったからです。

家族みんなで転居する選択肢もありませんでした。実家に近いほうが私も楽だし、保育園にも入ったばかりだったし、地元の方がなにより安心だし。それに、私はここで生活していたい。

だから、転職したら別居が前提でした。

「双子がいるのによくその決断ができるね」とか「よく嫁さんOKしたね」と夫さんは言われたらしいのですが、そんな言葉は私からすると不本意すぎる。

できるからやるのではなく、やると決めて「どうやればできるか」を夫さんと一緒にみつけたいと考えていただけだからです。

でも、やはり夫さんがいないのは不安だったようでした。家事も育児も一通りこなせるし、双子の娘も夫さんのことが大好き。いないのは正直心細いんです。

心細い自分を受け入れてあげよう

はじめから心細いって正直に言えたら良かったのだろうな。でも、なかなか素直になれないし、ネガティブな気持ちはどうしてもなかったことにしたくなる。私はいつしか強がってばかりいたんです。

そうやって自分の気持ちを置き去りにして、夫さんの小さいミスを見つけては、夫さんがいなくなったらこのイライラもなくなると自分に言い聞かせていた。だから夫さんがいなくなっても大丈夫。むしろ楽!と自分を納得させようとしていたんだと気付きました。

でもそんなの全然だめなんですよね。やっぱり私はそもそも夫さん大好きだし、夫さんがいたほうがいいに決まっていたんです。パパに頼りまくって双子をここまで育ててきたわけなんだし。

もちろん私もできるかぎりやっているし、自分えらいぞ!っていつも思っています。でも、育児はチーム戦だから夫さんと協力して、ここまでやってきたんです。

だからここは正直に「夫さんいないときついな」だし、「きついから誰にたよろうかな」が大事。

チーム編成を考え直さないといけないんですよね。まずは「きついな」「心細いな」「不安だな」って今の自分の気持ちを正直に認めてあげないと。そしてそれを夫さんに素直に伝えないと。

それから具体的にどこにどう頼るのか、一緒に考えたほうがいいんですよね。

夫さんのこと応援したいって気持ちから始まったのに、危うく嫌いになりそうになっていて、びっくりしました。

素直じゃないというのは本当に危ういですね。でも、いつも危機一髪のところで「やっぱりきついよー」と泣けるのは夫さんとの関係性があってこそだと思うし、私の数少ない素直さがどこかに残っているからだとは思うんです。

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