”この世の中で、自分に生まれてよかった”と思える人を増やしたい。
人生の最後をどう迎えたいか。
今をがむしゃらに生きていると、意識しないと考えないテーマだ。
でも私は23歳のときから、どう最後を迎えたいかを決めている。
32歳になった今でもその想いは変わらない。
今まで愛した人に囲まれて、最後を迎えたい。
私が一番求めている、死を迎える瞬間だ。
この話を親友に話したら、爆笑されたあとに、
「若い彼と付き合わないと、理想の死に方できないじゃん。」と言われた。
確かに。そのとおりだ。
私は結婚も、子供を産むことも望んでない。
もちろんこの考えは、いつか変わることはあるかもしない。
今まで生きていた時点での考え。
でも、この考えを口にすることは、とても勇気がいた。
今まで公の場はもちろん、親しい人、それこそ親にさえ言ってこなかった。
世の中は、女性=子供を産む、当たり前の制度がたくさんある。
産休・育休を全面に押し出した、会社の福利厚生。
出産・育児を支援する、国の支援。
この少子高齢化に直面する日本において、当たり前の制度であるし、それ自体はもちろん賛成である。
でもそれが浸透する中で、私は女の人としての価値が欠如しているのかと不安になった。
周りの女性があたり前に想うのかもしれない、結婚して子供が産みたいという気持ちがない。
どこか女性の本能として、欠陥があるのかと悩んだ。だから誰にも言えなかった。
でもね、私は想う。
人生は十人十色。
自分の本能のままに生きる、それが人生だと。
だから、創業したJocyは、
「LIFE STYLE CREATE COMPANY」にした。
暗黙ルール化した世の中の一般常識ではなく、
習慣や価値観、産業をリデザインして、”この世の中で、自分に生まれてよかった”と思える人を増やしたい。
自分で生きられる人生は一度きりしかないから。
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