5月のニュースクリック数ランキング
先月配信したNewsletterから、特にクリック数が多かったニュースをランキング形式でまとめました。
5月の配信のうち、もっともリーチ数が多かったのは5月26日配信のニュースでした。三洋堂HDの加藤社長インタビューの衝撃発言などに注目が集まりました。
それでは個々のニュースではどうだったのでしょうか?
1位 トーハン 近藤社長
なんと1位には日経新聞のトーハン近藤社長の「ひと言」が。出版流通網維持の苦境が語られた一本です。
2位 コンビニ大手、今期中に雑誌棚の完全撤廃検討…週刊誌1000円時代へ突入「文庫は1600円、新書は1200円」いったい誰が買うのか
コンビニ大手が雑誌棚の完全撤廃を検討しているという衝撃的なニュースが2位に入りました。売上げが減少しているといっても、雑誌出版社にとっては大きな販売チャネルであるコンビニルートがどうなるのか、高い関心を持って受容れられています。
3位 三洋堂HD加藤社長、営業損失に「商売をやっている意味がない」
書店法人の厳しい決算が次々と発表されています。三洋堂HD加藤社長が発表会で発言した”「この世から複合書店はなくなるのではないか。我々は本を扱っているがゆえに、本と何かを複合させるという発想から脱却できず、赤字を招いた。本にこだわり過ぎた結果、この十数年の低落から抜け出せていないのでは」と見解を示した。”の部分は大きな衝撃でした。
4位 「書籍が買われる構造」を約10000文字かけて定量/定性で分析したので出版社・書店関係者に届いて欲しい
本当に参考になる力作でした。届きました
ただ、、、note記事のリンクが切れてしまっているようです。どこに行っちゃったんだろう
5位 弊社支店・営業所移転のお知らせ
6位 名編集長が語る雑誌の終わり 週刊誌はなぜ売れなくなったのか
週刊朝日がいよいよ休刊。最終号に向けて関連する記事が多く出てきました。
7位 シルバニアを燃やした?女性誌企画に批判殺到「本当に悲しい」「許せない」 発行元は謝罪「判断を誤った」
ファッション誌「LARME」の記事作りのため、シルバニアファミリーのドールハウスや人形を燃やしたということで大炎上した案件が7位に。
8位 学研HD、ポプラ社と提携
9位 マキノ出版、破産手続きへ
民事再生ではなく、破産手続きに、そして全社員が解雇…と辛い展開になりました。
10位 新三省堂本店は1.3万平米/戸田建設が設計、10月着工/三省リアルティ
建設業界の専門紙で新三省堂本店の全体像が見えてきました。
新本店は13階建てになるようです。どんな姿になるのか今から楽しみです。
5月は厳しい決算発表が続いたこともあり、暗いニュースが多くなってしまいました。とはいえ、色んな場所、立場での成功事例も見えています。そういったところをもっともっと共有して、業界全体を盛り上げて行けると良いなと考えています。
参考)4月のランキング
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