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4月のニュースクリック数ランキング

先月配信したNewsletterから、特にクリック数が多かったニュースをランキング形式でまとめました。
4月の配信のうち、もっともリーチ数が多かったのは4月10日のニュースでした。

個々のニュースではどんなものが読まれていたのでしょうか?

1位 トーハン 取引条件見直し視野に出版社と交渉へ 近藤社長「決意と覚悟を持って経営判断」

最も読まれたのは全国トーハン会代表者総会についての文化通信の記事でした。有料記事ですが、取引条件の見直しについて言及されていることが見出しに入っている事もあり、大きな注目を集めました。
取次事業については10億の経常赤字が見込まれると発表され、その改善のために上記のような交渉に進むと触れられています。
この会での発表については、新文化でも言及されています

2位 書店“冬の時代”の中でも… 絶好調書店の独自戦略

「書店ゼロ自治体」をめぐるニュースは前月も多く報じられています。最も注目を集めたのはWBSのこちらの記事。書店が独自戦略により工夫していることを報じています。

3位 有隣堂の松信社長、「構造的な問題を一緒に考えたい」

新文化のリニューアルに伴い、すでにリンク切れになっています。

4位 村上春樹新刊にみる書店の格差問題 首都圏「山積み」地方は「5冊届いてびっくり」

本屋大賞の発表、村上春樹の新刊発売、と文芸書のニュースが多かった4月。4位には村上春樹の新刊配本を取り巻く話題が入りました。書店の初回配本については昔から、入る・入らないといった話や書店間格差などの話題が尽きません。ただ、地方ー首都圏という問題なのか、、、近年は初回の申込などのサービスも拡充している、などの動きもありますので、そういったところも注目してもらえると良かったのかなとも感じています。

5位 紀伊國屋書店新宿本店のリニューアル完成記念式典に重鎮集う


6位 トーハン近藤社長、「流通コストが賄いきれていない出版社の取引条件を見直す」

1位になったトーハン会記事の新文化版がランクイン

7位 日販グループホールディングス 代表取締役社長・吉川英作氏に聞く トリプルウィンから20年余 出版流通改革とESG

8位 日本出版販売、カジュアルスタイルで入社式

各社から入社式の様子も届きました。会議室でなく、新たに開設したオチャノバでラフなかたちでの入社式を行った日販についての新文化記事が8位に。

9位 KADOKAWA社長・夏野剛の〝裏切りクーデター〟に社内外から憤怒

9位にはZAITENの記事。この後、歴彦前会長の保釈、決算発表…と関係するニュースの多かった月でした。

10位 書店界に再考迫る八重洲ブックセンターの休業

八重洲ブックセンター開店当時にあった書店組合の出店反対運動について触れた記事が10位に入りました。

取次の動き、考えている事についていかに関心が高いかがわかるランキングとなりました。
新文化は5月上旬にサイトリニューアルをしたことで、過去のリンクがたどれなくなってしまっています。非常に残念です。








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