性について話すことがとてつもなく恥ずかしかった頃の自分はもう、いない。
私は数年前まで、性にまつわる話をするのが、とにかく恥ずかしくてたまらなかった。
仲のいい友人とも、オープンに話すことはほとんどなかったし、“そういう話”をすることに対してかなりの抵抗があった。元々、“そういう話”を一切しない両親に育てられたこともあり、両親に自分の恋愛話をすることさえ、恥ずかしくてできなかった。
また、性被害も数は少ないながらも受けてきており、性に対するネガティブなイメージや、性の話はしてはいけないもの、という認識をずっと持っていたのだと思う。
それがそも