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眠れない夜の徒然。宙を泳ぐ編

ここ数日の私は、Mrs.GREEN APPLEの『Soranji』に生かされている。

汚れながら泳ぐ生の中で
まあ よくぞここまで大事にして
抱えてこれましたね
Soranji

この部分を初めて聞いた時、勝手だけど、この3年間を肯定してもらえた気がした。

2020年3月。
日常がものすごいスピードで変わっていったあのときから。
抱えてこれたものはなんだったんだろう。
こんなはずじゃなかったって、1年延期されたオリンピックの開会式を泣きながら見た日も。
大切な人たちに会うことができないんなら、死んでるのと同じじゃんとしゃがみ込んだあの日も。
それでも。
腐らず、諦めず、ただ日々を淡々と。
ただそれだけを必死に。
振り落とされないように、必死に自分を保ってきた日々を越えて。
そうやって繋いできた毎日の先に今日があるなら、うん、大丈夫。まだ大丈夫だって、そう思える。

ここ数ヶ月で、輪っかが繋がる感覚を何度も味わっている。
1年前の11月に子宝の神様に妹の代わりに会いに行って、無事に産まれた甥っ子に会えた今年の10月。
2年半ぶりの友達との再会。
3年ぶりの幼馴染たちとの再会。
2年ぶりのショートヘア。
輪っかはよく見るとつなぎ目が少しだけずれていて、それがたくさん連なって、気づけば螺旋を描いている。

まだうまく言葉にできない何かを大事に抱えてこれたから、螺旋はこれからも続いていく。


まだ伝えてないよ 
今日の分の「大好き」を
未来でも変わらず届けられますように
Soranji

「大好き」って言っていいんだ。
目から鱗。
大好きな人に、「大好き」って言っていいんだ。いや、知ってたけどさ。

今日の分はちゃんと届けたよ。
“未来でも変わらず”って、究極の願いだよね。もうそれ以上でも以下でもないよ。


いつかの空

『どうにも朝が青いから』
っていう題名だけのnoteの下書きが消せないままでいる。
雨が上がったばっかりの朝があまりにもきれいだったから、何かエッセイでも書こうと思ったんだけど、そのあとに続く言葉は浮かばなかった。
今、久しぶりに雨の音を聴いている。

一歩ずつでいいからさ
何気ない今日をただ
愛してほしい。
Soranji


眠くなってきた。
お付き合いくださったあなた。
ありがとうございました。

おやすみなさい。
よい夢を。

春瀬

最後まで読んでくれたあなた。 ありがとうございました。またいつか🍄