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謎な会議

今年は夏っぽいことできなくてつらいので、画像だけでも夏にしました。
海行きたいですね。毎年行ってるので、今年は行けなくて干からびそうです。

週一で会議をやっているのですが、最近思うことがあるので書いていきます。

1.現状
2.改善案・質の高い会議にする提案
3.まとめ

1.現状

会議の議題(て言えないと思いますが)は主に2つあって、スケジュール確認・KPI振り返りです。全体で所要時間は1時間ほどです。1つずつ見ていきたいと思います。
スケジュール確認では、運営業務なので、直近1週間で何をしたか、何の施策を実施したか、来週までに何をするかを報告し合います。所要時間は20分ほどです。
お互いの業務を把握しとくという意味ではやる意味はありそうですが、毎日朝会でスケジュール確認をしています。わざわざ週一の会議で時間を取ってまでやることではない気が個人的にはします。
KPI振り返りでは、直近1週間で実施した施策の売り上げや課金率などの数値を見てどうだったかを各プランナー(別々のゲームの担当ですが、同シリーズに属しているのでプランナーが複数人います)が報告し合い、質問があったらする、みたいな感じです。所要時間は40~50分ほどです。
しかし、現状はKPI振り返りを唄いながら課金率・DAUのような数値を見ずに「売り上げが上がった、下がった」「あんま(上がった・下がった)原因分かんないですね(もしくは、数値に基づかない予想)」という感じの報告で、やる意味無くね?と思います。各々の業務を中断してわざわざ1時間やる必要ありますか?やらなくていいと思います。
チームが担当しているゲームはソシャゲ初期の古い形式で、ユーザーの減少が止まらず、会社も人を割かずに碌に改修もできない。個人的には危機的状況だと感じています。それなのに、週一の会議がこんな体たらくでいいのでしょうか。良くないです。
加えて、最近、会議が脱線気味になっています。今週は40分もオーバーしました。オーバーした原因は会議の内容とは関係のない「不正ユーザーの対処」について脱線したからです。それに関して特に進展は無かったです。脱線した経緯は、僕が「普段、何を基に施策考えてますか?」という質問をして、それに対する返答をしている途中になぜか不正ユーザーの話にすり変わった?というながれです。結局、質問に対する答えは「基にしてることは特に無い」というもので、ちょっと分からなかったです。さすがにまずいと思い、会議があった次の日の朝会で「各々の業務を中断して行っているのに、議題に関係ないことで40分オーバーは良くないと思います。」と注意しました。今まで誰もそういうことを言ってこなかったようなので、チームの空気は悪くなるかなと思ったけど、ここで誰かが言わなきゃ何も変わらないと思い、言いました。
チームに属する一プランナーとして、改善案・質の高い会議にする提案を考えてみました。

2.改善案・質の高い会議にする提案

(1)スケジュール確認を無くす

初っ端からディレクターの方に言ったら怒られそうな内容です。しかし、朝会で報告していることをまた会議で報告する必要は無いです。朝会の議事録取ってるし。その分を他の時間に使った方が効率がいいです。

(2)数値に基づく報告をする

KPI振り返りという名目なのに、数値を見ていないという矛盾。数値を見ないで施策を考えたところで効果は期待できません。ですので、まずは議題の通りのことを報告する、これをする必要があります。

(3)会議前に議題を明確にしておく

なぜ、会議をするのか。現状の問題について話し合うためです。今まではスケジュール確認とKPI振り返りだけで、KPI振り返りの時に脱線することでその時に浮かんだ問題について話していた節があります。そうではなくて、事前に議題を明確にしておくことでその時の会議の内容を把握して臨むことができるようになります。例え、脱線したとしても、流れが無い脱線になる可能性は低くなると思います。

(4)資料発表の時間を設ける

これは個人的な気持ちも含まれています。(1)の実施で空いた時間を資料の発表に使います。担当しているゲームの現状把握・改善のためにパワーポイントで資料を作成したのですが、時間が無く、会議で発表できずにいます。プランナーはアウトプット能力をつける必要があります。普段の仕事で能力を鍛える機会を設けることでプランナー全体のアウトプット能力が高まることが期待できます。しかし、現状、そのような機会は無いです。せっかく資料を作成したのに、それを発表する機会が無い。今後のキャリアとか諸々考慮すると勿体ないです。普段からアウトプットすることを意識させるためにも資料発表の時間は設けるべきだと考えます。

3.まとめ

会議が会議になっていない。
週一1時間の会議、これを上手く利用できれば、危機的状況にあるゲームを幾分か救うことができるはずです。
ゲームが危機的状況だからこそ、ゲーム自体ではなく、普段の業務や会議を見直す必要があると思います。
これからも新卒なりに今関わっている案件のためにできることをやっていきたいです。

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