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レッドと呼ばれた男( #GAMABOOKS1日書店員 の話)

毎度ご無沙汰になり申し訳ないです、水瓶ウオでございます。

この度はGAMABOOKS書店員の諸星めぐるさんに声をかけていただき、 #GAMABOOKS1日書店員 という企画に参加させていただきました。

わちゃわちゃと配信で喋らせていただきつつ、おすすめの本を紹介したり自分の人生を大きく変えた本の紹介をしたり。大変楽しく、また興味深い配信に参加できたことを嬉しく思います。

つうわけで配信内で語りきれなかった分も含めてこちらでもおすすめの本について話させていただこうかと。

まずは『人生を狂わせた本』こと原罪選書。

実際に配信内で使用した画像

これらのエピソードに関してはぜひ、配信アーカイブをご覧いただければと思いますが、どれも人生の転機になった本です。

そして、僕が選んだおすすめの本はこちらになります。

実際に配信内で使った画像

まずは配信内で触れることができなかった『ミシシッピは月まで狂っている』という本について書かせてください。これはいわゆるルーツ・ミュージック、フォーク・ミュージックというものについて書かれた本なのですが、たとえばハワイ土着の音楽がアメリカの支配によって観光地音楽化する、その前から存在したものについてとか、いかにしてアイルランドのフォークがアパラチアの山岳音楽となったのか、といったトピックの数々を著者が実際に旅をして見つめ直していくという本です。

これが本当に面白くておすすめなのですが、少し前までは絶版になっておりなかなか入手が困難でした。しかし、現在は電子書籍で読めるようになりました!

名著であり読みやすいので本当にお薦めです。ブルースやゴスペルなど、ロックのルーツになったような音楽が好きな人はもちろん、紀行文や土地の歴史についての生々しい話が読めたりするのでそっち側の方々にもお薦めです。

あと、配信内でお薦めさせていただいたのですが、『ビデオショップ午前二時』はGAMABOOKSさんの特設ページでいま(8/16現在)でも購入できるようなので、ぜひ。

詳しくはこちらも配信アーカイブを観ていただければと思うのですが、『個人経営の夜中までやってるレンタルビデオショップを舞台に、曲者ぞろいの店員たちがテーマに沿った映画を薦めてくる』という、今回の配信とどこか似たところのある内容なので、1日書店員が面白かった、という方にはお薦めできると思います。ぜひ。

というわけで、配信の中で触れられなかったものや、追記しておきたい部分をこちらに書かせていただきましたが、ほんとに配信が面白いのでぜひアーカイブも観ていただければと思います。僕がなんでレッドと呼ばれたかもわかると思います(?)。


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