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ため息俳句 秋らしい朝

 まずは、任務を果たす。
 自転車登校の中学生が、挨拶してくれた。慌ててお返しのおはよう。

ゴミ出しの袋は三つすね寒し  空茶


 Tシャツ、半ズボンもそろそろ仕舞か。
 
 彼岸の期間は、中日を挟んで前後三日というから、今日はまだお彼岸である。
 毎日、水とご飯はお供えするが、普段は灯明をつけたり線香をあげたりはしない。ただ、正月、命日、盆、春秋の彼岸には線香を立てる。
 それから、朝飯準備だ。
 毎朝、ミルで珈琲豆をゴリゴリやる。365日、やっている。

お線香一本のかん豆を挽く

 
 さて、ようやく朝食に。
 すると、やって来た。

秋日さす見知らぬ猫の尾の長さ


 見知った猫は3匹、庭先ではなく、小縁の下を普段使いの通路としている。そうして、4匹目。灰色猫であった。