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地震に備えて安心を増やす

2月13日(土)23時08分ごろ
マグニチュード7.3の地震が起きた。

我が家もかなり揺れ子供たちが怖がった。
急いでドアを開けて逃げ道を確保し
ドア枠が歪んでしまうことがあるんだよと子供たちに説明した。

地震に備えることと自己肯定感は
まったく異なる話だが
1つ1つの積み重ねという観点で
似ているので書きたい。



地震はある日突然来る。
2011年3月11日の東日本大震災も突然だった。

あの時はひと段落したのち
防災リュックの中身を確認して
子供のおむつや着替えなどを入れ「完璧」にした。

毎年9月1日の防災の日には
リュックの中身を確認しようと意識する。
(9月1日は1923年に起こった関東大震災の日)

しかし平日にそんな余裕はなく
週末にやろうと頭の片隅に入れておくのだが
そのまま時間は過ぎていく。

そうして数年が経ってしまい
防災リュックの中身を確認した時
既に子供はおむつを必要としておらず
リュックに入っていた服はサイズアウトしていた。



防災リュックを一度「完璧」にしても
その「完璧さ」は一瞬の話だ。
特に子供たちはすぐ成長する。
必要なものはその時々で変わってくる。

1ヶ月に一度
3ヶ月に一度
半年に一度
1年に一度
どのペースでもよいから見直しが必要だ。
定期的でなくてもよい。
見直しゼロとイチはまったく違う。

見直しだけではない。
リュックに何が入っているか
ただ確認するだけでも意味がある。
何を入れたかすっかり忘れてしまうからだ。



地震に備える行為は日々の積み重ねと継続だ。

・懐中電灯を台所と寝室に置く
・防災リュックの中身リストをすぐ見られるところに置く
・防災用トイレを置いておく
・水のペットボトルを常備する
・カロリーメイトを常備する
・かけるだけで食べられるレトルト親子丼などを常備する
(これらは日常でも食材が尽きた時に活躍する)
(使ったあとの補充忘れが危ない)

そういえば
防災用トイレを試したことがない。
このままでは必要になった時
使い方が分からずあたふたするだろう。
近いうちに試してみなくては。



安心を増やすといえば
昨年末にモバイルバッテリーを購入した。
地震など非日常時だけでなく
「電池がなくなる!!」という日常でも
時々起こるヒヤヒヤ感から解放された。

これは買って大満足だった。
大満足すぎて夫に自慢しまくった。
(当時の自己肯定感は確実に上がっていた)


私のiPhoneなら3回も満充電できる。
3つの機械が同時充電できる。
ケーブルが本体に埋め込める。
ケーブルがバラバラごちゃごちゃしないのは断線防止にもなる。

モバイルバッテリーは
大きい、重い、高い、
ケーブルがバラバラごちゃごちゃすると
思い込んで長く敬遠していたが
そんな時代はもう終わっていた。ありがたい。

安心は1つずつ積み上げて増やしていくもの。
自己肯定感と似ているように感じる。




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