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16才 WPW症候群で心肺停止

元気だった息子が突然の心肺停止。 原因はWPW症候群という先天的な心臓の疾患でした。 このWPW症候群と言う疾患は、学校で行われる心電図検査で「異常なし」と判断される自治体があります。 私達家族の経験が、誰かの救いになれたら幸いに思います。 16才 WPW症候群で心肺停止(みずえ) - カクヨム (kakuyomu.jp)

    • 手のひら日記 011

       小雨降る朝、いつもより早めに登校の見守りボランティアに出かけた。今日当たり、花が咲いているかも…と思ったから。少し離れた所でも、香りが漂ってきた。大好きなジャスミンの花の香りだ。この場所で、大きく大きく息を吸う。季節限定の幸せ。(2024.04)

      • 手のひら日記 010

         散歩していたら、正面からそれぞれの自転車に乗った親子がこちらに向かって走って来た。子供は、年長さんか小学一年生くらいの男の子。ママらしき人が「車がいない時は、真ん中を走りなさい!」と大きな声で教えていた。私は「ん?」と思った。真ん中で良いの?と。自分は息子に「左側を走りなさい」と言っていた様な気がするが、間違ってたか?  それで、思った。親の常識しだいで、子供の未来が変わるかも。それって怖いなあ~と。

        • 手のひら日記 009

           近所に、いつもキチッとした服装の高齢女性(80才代くらい)がいる。ゴミ捨ての時も、近くのスーパーで見かけた時も、しっかりとお化粧をして、スーツ姿で、パンプスを履いていた。“これから会社に出勤します”と言う感じ。最初は「いつもキチンとしていらっしゃるなあ」と思っていたけれど、段々と、その場違いな服装に「おかしくないか?」と思い始めた。  知人と立ち話しをしていた時に、その方を見かけ、知人が「あの方、大丈夫かしら…」と心配そうに言っていたので、他人から見ても、ちょっとおかしかっ

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        16才 WPW症候群で心肺停止

          手のひら日記 008

           地下鉄の改札口で待ち合わせをしていた。すると、腰の曲がったおじいさんがやってきて、自動改札口に切符を入れたんだけど、通れなくて、困っていた。それで、声をかけて切符を見せてもらったら、JRの切符だった。念の為、駅員さんの所に行って確認した。駅員さんはチラっと見て「それは違う切符です」と言った。それだけ?と思った。それで、私が、地下鉄の切符売り場まで連れて行って、行き先を聞き「250円ですよ。ここを押して下さい」と案内した。そして「この切符はJRの切符だから、JRの窓口で払い戻

          手のひら日記 008

          手のひら日記 007

           子供の頃から、部屋の家具の配置を変える事を「部屋の模様替え」と言っていた。そう言いながらも“この言い方であっているのかなあ“と思っていた。模様は変えないでしょ? 配置換えだよね? これって、地元の人だけが使う言葉なんだろうか?と。  そしたら、先日、サザエさんを見ていたら、マスオさんの同僚が「明日は、家の模様換えをするから、手伝わないといけない」みたいな事を言っていて、これって標準語なんだ!と思い、ネットで「家の模様替え 意味」とググってみた。すると「部屋などの雰囲気や様子

          手のひら日記 007

          手のひら日記 006

           息子が、運転免許証を取得した。合宿免許に参加して約一ヶ月で取得できた。早い。やはり、自分の意思で決めた事に関しては、全力で頑張れるんだなあ…と思った。友達も一緒だったから、頑張れたんだろう。喜ばしい事だけど、心配もある。人に怪我をさせるのが、一番怖い。だからと言って、乗らないでいると、感覚を忘れちゃうだろう。それで、駅に息子を迎えに行く時などは、自宅までの道のりを息子に運転してもらう事にした。息子も、運転する気満々だ。その前に、保険だ。友人から「子供が車の保険に加入したら、

          手のひら日記 006

          手のひら日記 005

           実家で、メダカを飼育している。昨年他界した父の遺品なので、家族で大事にしている。特に、実家に住んでいる妹が、メダカリーダーになり、いろいろと研究しながら、育ててくれている。「はまっている」と言ってもいいくらいだ。  先日、妹と一緒に、車で一時間程の所で行われる「メダカ祭り」に行ってきた。子供がたくさん来るイベントかな?と思っていたら、大人の方が多くて、皆さん真剣にメダカを吟味していた。値段を見ると、一匹千円くらいから。高い物だと○万円という物もありビックリした。錦鯉か?と思

          手のひら日記 005

          Mom has a pacemaker 022

           今ひとつスマホを使いこなせない母だけど、最近、検索サイトで音声検索が出来るようになった。  スマホに向かって、「木村の2代目をお願いします」と言って、木村哲治さんと言う演歌歌手の「二代目」と言う歌を聴いている。「あ~、ホントにこの人は歌が上手だわ~」と言いながら、うっとり聞き入っている。良い感じだ。母よ、これからもいろいろと活用してね、と思う。敬語じゃなくても、教えてくれるけどね(^_^)  検索サイトが使える様になって良い事もあるけれど、フェイクニュースや、有料サイトへ導

          Mom has a pacemaker 022

          Mom has a pacemaker 021

           母が、歯医者に行った。そこで、医師に、自分が何の病歴も無くペースメーカーを入れる事になり、納得できない気持ちがある事を話したみたいで、それに対して医師が「僕も、ペースメーカーを入れた事に対しては、良かったと思いますよ」と言ってくれたそうで、「話してよかったわ。安心した」と言った。歯医者さん、ありがとうございました。管轄外ですよね? きっと、たくさんの高齢者のトンチンカンな話しも、じっくり傾聴してくださっているんだろうなあ。  母は、何科でも良いから「医師」と言う肩書きがある

          Mom has a pacemaker 021

          手のひら日記 004

          久しぶりの快晴。今日は、暖かくなるらしい。 薄手のトレーナーに、薄手の上着を羽織って、ばっちり花粉対策をして、散歩に出かける。 新しく買った日傘を差す。完全遮光、UVカット99%。うん、良い感じ。 桜並木を通ると、お花見の場所取りで、所々にシートが敷いてある。 この時季だけ現れる屋台もずらっとならんでる。 桜はまだ蕾だけど、たぶん今日、開花するだろう。 図書館によって本を返して、予約本を受け取る。 八百屋さんで、緑と黄色のズッキーニのセットを買う。199円。 「みどりの窓口」

          手のひら日記 004

          手のひら日記 003

           大型スーパー内にある整骨院に行く前に、トイレに寄った。個室に入っていたら、女の人のビックリした声がして、男の人が「向こうが混んでるもんで」と言って、ドアがしまる音がして、用を足している音がした。その音から、緊急だった感じが伝わったが「これってアリなの?」と思った。  その事を、整骨院で針を打ってもらいながら話したら、担当してくれた女性の鍼灸師さんが「それは絶対ダメですよ!サービスカウンターに言った方が良いですよ~」と言った。  施術が終わって、またトイレに寄った。用を足して

          手のひら日記 003

          手のひら日記 002

           訪問介護をしていた時の事。  Oさん(90代、高齢者女性)は、とても立派な一軒家に、一人で住んでいた。隣に、娘さん一家が住んでいて、しょっちゅう様子を見に来ていらした。  とてもお元気な方で、認知症もなく、45分と言う訪問介護時間を無駄にしない様に、計画的に指示をする方だった。昔は学校の先生をされていたそうだ。家の中のお掃除や、買い物が主な仕事内容だった。  Oさんは、私が掃除をしている間、ずっと隣で様子を見ながら、お喋りをしていた。私が、お喋りの返事に顔を上げて手を休める

          手のひら日記 002

          Mom has a pacemaker 020

           2週間ぶりに、実家に帰省した。  暖かくなり、父の遺産のメダカ達も、元気に泳いでいた。もう、卵を生んでいる。  母は、相変わらず忙しそうだ。グランドゴルフ・ペタンク・輪投げ・民謡。老人会の役員も、前年度で辞めると言っていたけれど「次にやる予定の方が突然亡くなり、また自分がやる事になってしまった」と言って、会報の文章を作成していた。  夜、母が近くに住む友達の所へ、缶酎ハイ持参で遊びに行き、数時間後に戻ってきた。かなりほろ酔い状態。「お風呂入ってきたら?」と言うと「まだ、いい

          Mom has a pacemaker 020

          Mom has a pacemaker 019

           先日、少し早いが、父の一回忌の食事会を行った。主催は母で、参加したのは、私達四人姉妹と、私の息子、父母の友人7名。食事は、皆で作ったモノと買って来たモノを用意し自宅で行った。最初は「家族だけで」と言っていたのに、母が勝手に友達を呼び、大人数となってしまった。でも、これは想定内の事。母は、直ぐに人を家に呼びたがる人なので。  お客様が揃い、会が始まると直ぐに、母が、車を運転してきた方にビールをお酌しようとしていた。それに気が付いた妹が「ちょっと待って…」とやんわりと、止めた。

          Mom has a pacemaker 019

          手のひら日記 001

          訪問介護をしていた時の事  Mさん(1人暮らしの高齢者男性)のお宅に、時々、日常生活のお手伝いで訪問をしていた。  私の父と同じ青森県出身で、何となく父方の祖父に似ていた。その方の津軽弁が心地よくて、訪問するのが楽しみだった。  Mさんのお部屋は、2LDKで、余計なモノはなく、とても質素でキレイに生活されていた。仕事の内容は、45分の間に、お掃除をして、一緒にお料理をする事だった。料理は、だいたい卵焼きと、ゆで野菜。卵焼きを作る時、「この白い所(カラザの事)、取りますか?」

          手のひら日記 001