自分の感覚を大事にしながらみんなとつながる語らい合宿
こんにちは。つながり探究家の美月です。
今朝、いつもの公園で散歩をしていたらふわっと金木犀が香りました。
この季節は、太陽の光と澄んだ空気を味わいたくなって、自然に呼吸が深まるような気がしています。
先週、つながりの学校メンバーとともに語らい合宿に行きました。
お天気は雨だったので、箱根の温泉付きのエアビを借りて、ゆったりと集合、ほんとうにずっと語らっていました(笑)
なぜ、語らい合宿をするのか?
何かコンテンツがあるわけでもない、観光するでもない、ただ語らうだけの語らい合宿。
なぜわざわざ時間とお金を割いて、語らい合宿をするのか。
語らい合宿で大事にしているコンセプトは、
「みんなといながら、ひとりになること」
「ひとりでいながら、みんなといること」
です。
それはまさに、つながりの学校で大事にしている「わたしのままで、みんなとつながる」を体感する時間です。
わたしは昔から団体行動が得意じゃありません。
海外旅行のツアーでは集合時間を間違えて周囲に迷惑をかけてしまったことがあるし、マイペースでその時その瞬間にやりたいこと、行きたい場所へ行きたいわたしにとっては団体行動が時に窮屈に感じることがあります。
だけどずっと1人旅がいいかと言われるとそれもまた違う。(ややこしい)
自分のペースや自分の時間は大切にしたいけど、みんなで一緒にご飯を創って食べたり、語らいあったりする時間も欲しい。
自分のペースを大切にしながら、みんなといること。
どちらも大事にしたい人って、わたしだけじゃないと思うんです。
だけど、一般的な「団体行動」のイメージだと、
行先も、集合時間も、食べる時間も、寝る時間も起きる時間も、決まった時間に合わせないといけない。
そういうきっちりしたルールだと窮屈だけど、もっとゆるっとした枠組みでみんなで旅するもあっていいと思うんです。
なので、語らい合宿では、「泊まる宿」だけしか決めません。
何時に来てもいいし、どこかに寄ってきてもいい。
メンバー同士で行きたい人は誘ってみてもいいし、1人を大事にしたい人は1人で行動してもいい。
そういうゆるい制約の中でともに過ごしてみることに意味があると思っています。
誰かの興味に乗っかってみる
そんな感じのゆるい制約の中で過ごしていると、つな学メンバーイチ食べることが大好きなみなちゃんが「小田原の野菜ソムリエのレストランでランチします~」とグループチャットに。
そこに、好奇心旺盛でフットワーク軽めなしんちゃんが「一緒にランチしよう!」と2人でランチ会をしてきた、という偶発的なランチ会が生まれていました。
その後は2人で買い出しにも行ったそうで、「改めて2人でゆっくり話すことが初めてで初情報をたくさん聴けて楽しかった!二人だと手段も発想も増えて新鮮だった」と2人で過ごした時間についてもシェアしてくれました。
凸凹を補い合う自然なやりとり
食べることだけではなく、お料理も好きなみなちゃんと志穂さんでお鍋を創ってくれました。
わたしはどこに行く、とか誰が何を買う、という割り振りや意思決定は得意だけれど実行フェーズに弱い。
だから2人が自然にキッチンにいるのを観て「ありがとう~」という気持ちになったし、任せることにうしろめたさもなく、安心感がありました。(そして、超美味しかった!!)
2人も気を遣って、嫌々やっているわけではなく、好きなこと、したいと思うことをやっている感じだったのが伝わってきました。
料理をしなかった人が自然に片付けをしたり食器を洗ったり机を拭いたりしながらそれぞれができることをして「ありがとう」を伝えあっている空気感も好きでした。
カードから感性を深める時間
ちょうどタイから帰国したばかりのけんけんが、メンバーへのお土産にとタイのアーティストさんが描いたポストカードを持ってきてくれました。
それぞれ惹かれるカードを選んでもらう、というやり方で配りました。
ただ配って終了ではなくて、
「どんなところに惹かれたの?」
「このカードを観て、どういう風に感じたの?」
とその人独自の感性に好奇心いっぱいな問いが自然に出てくるのが、つながりの学校あるある(笑)
ある人は、
「鳥って良い知らせを運んでくれるメッセンジャーのような役割で、人との交流から世界を拡げたい今の自分にぴったり!と感じたから」
と言い、またある人は、
「カードに書いてある"Life is a journey”という言葉に惹かれた。旅が好きで、旅するように生きたいと思っているから 」
と選んだ理由を話していました。
同じカードを選んでも、「地に根差している感じがしたから」「2人の人がいるように感じて、隣に誰かがいる人生っていいなと感じた」などとまったく異なる視点で選んでいるメンバーもいて、その違いから自分を知り、相手を知る良い時間となりました。
みなちゃんの合宿振り返り投稿でも、お土産カードから感性を深ぼる時間について書いてくれていたのでそのままシェアします。
ただ、肯定し合う在り方
わたし自身がこの合宿ですごい良いなあ…と思ったのが、ただ肯定し合うメンバー同士の在り方です。過度に褒めるわけでも、相手に良い思いをしてほしくて、というお世辞ではなく、本当にナチュラルに「わたしはあなたのここが素敵って感じているよ」と肯定しあう場面が多かったことが印象的でした。
こんな発言が飛び交っているのも、つながりの学校のメンバーだからだな、みんなの在り方が素敵だなと折々に感じて心がほっこりしました。
自分の感覚を大切にしながら、みんなと共にいる合宿
1泊2日の短い合宿だっけど、コンセプトである
「みんなといながら、ひとりになること」
「ひとりでいながら、みんなといること」
はそれぞれが体感していたように感じます。
近くの温泉に浸かりにいったり、
散歩に行きたい人は散歩に出かけたり、
朝みんなの中でZoomしている人がいたり、
途中下車する人はみんなと別れて散策を楽しんだり。
その時その瞬間の自分の感覚を大切にしていても、みんなとつながっていられるんだ、ということをそれぞれが身を持って体感した合宿になりました。
~メンバーの感想シェアから抜粋~
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