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恩返しだけじゃなく、恩贈りをしていきたい。

こんにちは。久しぶりのnoteです。

ここ最近は、自分の人生を問い直す毎日を過ごしており、自分のこれまでの信念や価値観、常識や大切にしたいものを一度まっさらな状態にして構築しなおす、というフェーズを歩んでいる気がします。

新しい世界への挑戦は、不安や恐怖がありながらも期待やワクワク感も混在し、きっと今はアイデンティティのアップデートのタイミングなんだなあ、とどこか客観的に捉え楽しみながら壊していけるようになってきました。
(はじめのうちはカオスな状態で、実は焦りや不安、虚無感の沼にハマっていました。)

その中で、「恩贈り」というワードが出てきたのでここに記録しておこうと思います。

内観を続けていると、これまではどこかで「忖度」や「Give&Take」で物事を考えてきたのかもなあ、という自分に気が付いて。

例えば、「恩返し」。

これまでお世話になった人たちに、何か恩返しをしたいな。

これを聞いて、どう思いますか?

「きちんと恩返しをするなんて誠実だね」と周りから言われたり、私自身も、「受けた恩を返すのは当然」と思ってこれまでを生きてきました。

確かに「恩を返す」のは、「貰って当たり前」と思うよりは印象が良い。心理学では、返報性の原理があるように、人から何かをしてもらったら、「その恩を返さなきゃ」と思う心理が働くことは研究結果からも明らかになっています。

ただ、それって「Give&Take」の世界を超えていない。
「今まで関わってくれた人たち」にしか恩を返すことがでないから。

これから私が目指す世界は、恩贈りの世界。

様々な人たちから、私が受けた恩やご縁をきちんと受け取り、その人本人に直接でなくても、また別の誰かへ贈っていきたい。

こう捉えるようになってから、「私はこの人から貰いすぎているから、受け取りづらい」「私は貰ってばっかりで、返せるものは何もない」などと思わなくなりました。

私の目の前にめぐってきた恩は、ためらうことなくしっかりと受け取り、感謝し、また次の誰かに贈っていく。

だからこそ、今私ができる精一杯のことは、惜しみなく次の誰かにパスしていきたい。

そしてその先の"誰か"がまた、新しく出逢う誰かにパスを贈る循環が生まれたら、もっともっとやさしい世界が生まれるのではないかと思っています。

今私にできる精一杯のことの一つが、コーチングであり、自分の関わるコミュニティや出逢う人々に、コーチングという手段を、選択を目の前の人に向けて伝え、届けていけたらいいなと思います。

「パスを、贈ろう。」

そんな世界を描くZaPASSに登録コーチとしてジョインしました。

私のパスが、必要な誰かに届き、その先の誰かにめぐっていきますように。


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