見出し画像

AdobeFrescoが不調でも再インストールしないほうがいい場合を知った話

今日、母との暮らしの記事を投稿しようと思い、その見出し画像を描いていました。もちろん、AdobeFrescoで。

最近、母にマッサージをしているのですが、今日もする約束をしました。19時からという話になっていました。気づいたら、19時1分・・・。
普段、私は時間をキッチリ守るようにしているのですが、大失態です。お絵描きに、夢中になっていました。

大慌てで、母のところへ向かいました。

コトを終えて戻って来たら、私の大好きなAdobeFrescoさんの調子がおかしいのです。まず、眠っていたiPadを起こしてみると、途中で放り出して行ったはずなのに絵が表示されていません。フレスコさんそのものも表示されていません。アイコンに触れても、起動しそうになるもののすぐに落ちてしまいます。iPadを再起動してもダメでした。

ええい、ままよ!

こうなったら、奥の手を使うのです。最後の切り札です。ええ、もう最後です。困ったときの再インストール!今までこれでなんとか乗り切ってきましたから、今回もきっとまたフレスコさんは元気になるでしょう。

念のため、Adobeさんのサーバを確認したら、先程の絵はまだ届いていないようでした。ぐぬぬ。
一旦書き出してみたものの、マッサージをしている途中でもっとハートをたくさん描きたくなってきたのですが、仕方ありません。画像を取り込んで続きを描くこともできますが、気分的にあのデータで続きを描きたかったのですが、やむなしです。書き出した画像が残っているだけでもラッキーです。


削除し、ダウンロードの途中でつぶやいてみました。
これはもう、つぶやかずにはいられません。


その後、あたたかいリプをいただき

私は知りました。

AdobeFrescoの不調は、なんでもかんでも再インストールで治るものではない、ということを・・・。


AdobeFrescoを削除すると、失うものが色々あります。

・サーバに届いていないデータ(レイヤー、使った色やブラシの情報、少し前までの操作手順、色々できる可能性、書き出していない場合は作品も・・・などなど)
・お気に入りのブラシ
・追加したブラシ(iPadには残っています)
・ドキュメントのカスタムサイズ
・時間

ブラシ入れ過ぎ事件以来、幾度か再インストールしており、最近はもう、慣れっこになってきてしまっているのですが、できることなら削除は避けたいです。でも、にっちもさっちもいかなくなったら再インストール。これが何でも解決してくれる・・・私はそう思い込んでいました。今回も、とりあえず再インストールすればなんとかなるだろう、と。

しかし、削除しない方がいい場合、削除しても解決しない場合もあるということを私は知りました。

しばらくそっとしておく

これが今回の適切な対処法でした。


とはいえ削除してしまったので、もうインストールするしかありません。

ダウンロードが終わり、起動を試みるも同じ現象が。iPadを再起動しても変わらず。心の中でAdobeさんとフレスコさんに全力で声援を送り、しばらく絵を描くのは諦めることにしました。

描けない時は、書けばいいのです。


しかし、やはり、気になってしまいます。

そういえば「ログインし直す」っていうのをしてなかったな・・・。

そう思った私は、再びAdobeFrescoを起動しようとしました。すると、ログイン画面が表示されました(これまではこの画面すら出ませんでした)。いくつか表示された選択肢の中から、いつものを選ぶと、まっさらなAdobeFrescoが利用可能な状態になりました。

私は思いっきりIDとパスワードを入力するつもりでいたので、拍子抜けしました。大元の部分でログアウトする前にAdobeFrescoの起動を試みてしまったので、こんなことになったのかもしれません。とにもかくにも、なんとなくもう大丈夫そうな気がしました。

今後は、すぐに削除しないでしばらくそっとしておくことにします。

そして、みんフォト!

今回は、母にマッサージをしているところをイメージしながら描きました(マッサージについては別記事を投稿予定です。見出し画像は、ハートいっぱいバージョンにします!)。

色は、久しぶりにCUD推奨配色セットから3色使用しました。ただ、ブラシがブラシなので、まさにその色、というわけではありませんが・・・。

どんなブラシで描こうかな~と思いながらブラシの森を散策してみたのですが、watercolorの森で、ジョーさんの群れを発見!

ジョーさんとの最初の出会いは、こちらです(出会うまでが長いです):

短めに書くと、デフォルトで描画モードが乗算のブラシを発見したのです。そして密かに「ジョーさん」と呼ぶことにしたのでした。当初、特定のブラシをこう呼んでいました。

そして、今回、watercolorのブラシたちの描画モードがおもしろいことになっている(複数のブラシが乗算、その他、ハードライトなどもありました!)ことに気付き、大興奮だったのですが・・・。

今しがた入れ直したwatercolorたちを見つつ、記憶を辿ってみたら、おそらく「Big Softy Multiply (Kyle's Real Watercolor) 」です。AdobeFrescoは普段、最後に使ったブラシをそれぞれの作品で憶えていてくれるので、助かっていますが、今回は推測するしかありません。

私の好きな Big Wide Softy にちょっぴり似た名前です。

それぞれの描画モードを今一度確認しようとしたら、今度はiPadが電池切れ。iPadには元気で長生きして欲しいので、充電中はなるべくそっとしておくことにしています。

水彩は多くの方に使われている様子だったので、これまで敢えてほぼ使わないでいました。あまり使われていないブラシで描いたら、自分だけの世界を創りやすそうな気がしていたのです。今思えば、どんなブラシだって自分らしい絵は描けそうなものなのに・・・。
ライブブラシや基本セットとは別に用意されたこのwatercolorについても、気になりつつもじっくり見てみようとしませんでした。

今日、ふと思い立ち、ようやくちょっぴり仲良くなれました。覗いてみてよかったです。大発見の1枚です。そして私が今のところ元のデータを失った唯一の作品です(たいていはサーバに送り届けられているので、iPadのが消えても呼び戻せば大丈夫です)。

AdobeFrescoのブラシは1000種類以上もあるので、なかなか全部じっくり描いてみたりするのは難しいですが、これからもちょっとずつ探検を続けていきます。次はどんな出会いが待っているのか、楽しみです。

ありがとうございます。それでは、また。