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移住したい!でも、何からはじめるの!?

「なぜ移住したいのか」についてはまた後日記したいと思いますが、今日は移住してみたいなと思った私が、まず何をしたのか、というはじめの一歩について書いてみたいと思います。

私たちについて

私と夫は、ごくごくフツーな家庭に育ち、大学を卒業後それぞれ企業に就職。私は2回の転職、夫は1回の転職を通じ、働くということにおいてはそれぞれ充実した毎日を過ごしています。

東京に戸建ての一軒家を構え、子供にも恵まれ、お互いの両親もともに元気で頻繁に会って話ができる、何の不自由もない暮らしをしています。

あることがきっかけで、今まで漠然としていた田舎暮らしへの憧れが一気に加速。「じゃあ、ちょっと真剣に考えてみようか!」という事になるわけですが、まずはここに行ってみてはどうかな?と、仕事の合間に訪れてみました。


ふるさと回帰支援センターへ

有楽町に「ふるさと回帰支援センター」というNPO団体のオフィスがあり、各地域の移住担当の方々がデスクを構えています。

NPO法人ふるさと回帰センターは、地方暮らしやIJUターン、地域との交流を深めたいみなさんをサポートするために、東京・大阪を除く45道府県の自治体と連携して地域の情報を提供し、都市と農村の橋渡しによって地方の再生、地域活性化を目指しています。(HPより)

北海道から沖縄まで、全国の情報が集まっていて、キョロキョロと落ち着きのない私を見て、きっと皆さん「お、こいつは初心者だな!」と思ったのでしょう。各エリアの担当の方々、とても気さくに声をかけてくださいました。

「どうして移住したいの?」
「どのエリアが希望?」
「移住先での仕事はどうするの?」

もう、家族構成から趣味嗜好、現状の収入まで、ありとあらゆることをグイグイ遠慮なく聞かれました(笑)かなり気軽な気持ちで来てしまったので、そのエネルギーに少々押されつつも、色々と考えなくてはならないことが多々あるな、と再認識。

北海道もいいなぁ、いやいや、四国エリアもいいぞ、なんて本当にただの夢物語気分で色んなエリアをのぞいていたところ、あるエリアの担当者さんにググッと引き込まれていきました。(これもまた後日)


センターを訪れてわかった、直近の大きな課題


①どのエリアにするか
どこかに旅行に行く、くらいの軽い気持ちで妄想ばかり広がるものの、実際に新しい土地で暮らす、その土地を決める、というのはとても難しい事がわかりした。(当たり前だけど甘くみてました)

②そこでどうやって稼ぐのか
これ、一番大事ですよね。私たちは東京の企業に勤めているため「移住=退社」になるわけです。リモートワークが可能な職種でもなく、むしろかなり労働集約な業界。脱サラして私たちが新しい土地でどうやって収入を得るのか。。。
就農する、地元企業に就職する、木こりになる、なんていい加減に考えつつも、「移住先でどんな風に暮らしていきたいか」「今後の人生をどう送るのか」という大きなテーマともリンクする、一番考えなくてはならない課題でした。

③今の家をどうするか
共働きする、と決意した私たちは生活の拠点が必要だと結婚してすぐに東京に戸建ての一軒家を構えるわけですが、当然鬼ローン。まだ利息も返し終えていない私たちが、それを売却し、新天地での新居を得るには様々な手続きや法的知識が必要そうだとわかりました。


と、まぁ、ごく当たり前の事だったのですが、今までは子どもを寝かしつけた後の夫婦の晩酌のアテ、くらいの「もし宝クジ当たったらどうする?」的なワクワク系の話のネタが、なんだか急に大きなハードルを抱えたビッグプロジェクトになったなぁ、と。

さぁ、はじめの一歩はこんな感じで。
色々とやるべき事が、すこーしだけ見えたかな!?くらいですが。

一見すると、何の不自由もなく、苦労もしていない夫婦が気軽な気持ちで「田舎暮らししたい」と言ってるんだろう、と思われる方もいらっしゃると思います。ただ、移住しようがしまいが、夫婦の理想に向けて動き出せた大きな一歩だったと思っています。

#移住 #田舎暮らし #ふるさと回帰支援センター #山梨

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