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Mr.Childrenの「もっと」から学んだ大切なこと

父の影響で物心つく前から、Mr.Childrenさんの楽曲を浴びるように聴いて育ったせいか、御多分に洩れず大人になり成長した今でも大の【ミスチル狂】


そんな僕はこれまでも数々の自己紹介の場面で「好きな音楽はMr.Childrenです」と答えてきたのだけれど

(こういうと好きな 音楽 じゃなくて 歌手だろ と突っ込まれるけど頑なに好きな音楽のジャンル=Mr.Childrenで通す)

そういうと、大抵の場合その人がMr.Childrenを好きか否かに関わらず、

「じゃあどの曲が一番好き?」という答えるのにはいささかハードルの高い質問をされることがある。


残念ながら、その質問に1度たりともきちんと答えたことはない。だってどう考えても『1番好きな曲』なんて決められるわけがないから(名曲が多すぎて)


だけど「1番好きな楽曲」じゃなくて、「3本の指に入るほど影響を受けた楽曲は?」ぐらいの質問だったら答えることはできる

そのうちの1つの楽曲が

2007年に13枚目のオリジナルアルバムとして発表された『HOME』というアルバムに収録されている 「もっと」 という楽曲。


あくまでも個人的な解釈だけど、この曲から歌詞から人生を生きる上でとても大切な価値観を学んだので、それをぜひ娘にも伝えたい。


”平等”だけど、公平ではない世の中


その歌詞は、「もっと」の2番のサビ前からサビにかけての部分。


世界は誰にでも門を開いて待っている 平等の名の下に請求書と一緒に


この部分では、世界はあくまで”平等”ではあるんだよと言っている。

産まれた場所や性別や諸々に関わらず、誰にだって何者にでもなれるし、どんなことにだって挑戦するチャンスはあるよ。そのための門は開いているよ、と。


だけど”請求書”=”お金”は必要だけどね。 


つまり「お金があればなんにだって挑戦できるある意味では平等な世界なんだよ」という解釈になって、

そんなの”平等”ではあるけど、”公平”ではない

結局理不尽な世の中なのかなとなんて考えてしまう。


大きいハートを持った人間でいたい。もっと。もっと。もっと。


だけれどそんな悲しいような寂しいような感情もまとめて全部、サビの歌詞が一掃して解決してくれる


そんな理不尽もコメディーに見えてくるまで 大きいハートを持てるといいな  もっと もっと もっと


生きていると、世の中にはいろんな格差や不条理、自分のコントロールすることのできない、思い通りにいかないことなんてたくさんある。

でもそんな色んな”理不尽”すらも、コメディーだと感じて笑っていられる

そんな大きいハートを持てるといいな と。

なんて素敵な考え方だろう。


自分ではどうしようもないことをいつまでも嘆いたってしょうがない。

それよりも、自分なりに楽しく捉えて笑えることができる。その方がよっぽど幸せだし人生楽しい。


この曲に出会ってから、僕はそんな”大きいハート”を持ち続けたいと思っている。

今よりも もっと もっと もっと 大きなハートを。


そしてこれから産まれてくる娘にもこんな大きいハートを持って育って欲しい。

どんな困難もハードルも理不尽も、「コメディーだね」なんて言って笑えるような大きいハートを。

そうやって過ごしていたら、人生が もっと もっと もっと 楽しくなるから。


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