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胎児の我が子に教わった「子育てで親が子供にしてあげられ唯一のこと」

ここ最近毎日ず〜〜っとモヤモヤが続いていた。

結局、「いい子育て何をすればいいのだろう」という そんなモヤモヤとした疑問がずっと頭を離れなかった。

娘の出産予定日も間近になって、いつ娘が産まれてくるかもわからない状況の中で、急に不安になってずっと考えていた。


本を読んだり、親に聞いたり、動画をみたり

子育てに関する情報は今の時代そこここに溢れているので、自分なりに色々準備はしてきたつもりだったけど

結局具体的に 何を・いつから・どうすればいいのか がいつまでたってもぼんやりしたままで

周りの親のみんなこんなものなのかなあ と漠然と思いながらも

ここ最近ずっと悶々として過ごしていた。



だけどそんな僕のモヤモヤの霧を、まだ胎児の我が子が晴らしてくれた。

予定日を10日もすぎた今日、ふとそんな気がした。


親が子供にしてあげられること


子供には、いい教育を受けさせたいとか、いろんな経験をさせたいとか、色んな場所に連れて行ったあげたいとか

将来子供がいい人生を送れるように、できるだけのことはしてあげたい。

そう思って、いろんな準備をしてきたつもりだったけど

結局のところ親が子供にしてあげられることなんて限界があると最近気づいた。


お金だって、時間だって無限にあるわけじゃない。

そもそも親が望んだことが正解かだってわからないし、それを子供が望んでいるかもわからない。

そもそも、まだたかだか「人間26年生」の自分に

いい人間の育て方なんてわかるものじゃない。


だからきっと世の中の親が子供にしてあげられることなんて、きっとそう多くはないと思う。



”何もしないこと”が、唯一の”してあげられること”


じゃあその中でも、親が子供にしてあげられることってなんだろう

それをずっと考えていたけど

”何もしないこと”が唯一の”してあげられること”なんじゃないかと思った。


もう少し言葉を選ぶと

”待ってあげること”


子育てで大事なことって、案外こういうことなのかなあなんてふと思った。



親が子を”待って”あげることの大切さ


あれをさせたい。できるようにしたい。学ばせたい。

親の自分はそんなことばかりを考えてしまっていたけど、どれが”正解”かなんてわからない。


でも、子供自身が考えて、見つけて、挑戦して、学んだこと 

それはもしかしたら”正解”ではないかもしれないけど

”答え”ではあると思う。


”正解”を見つけて、教えてあげることはできないけど

子供が”答え”を見つけるのを、ただ”待ってあげること”なら自分にもできる。


どんなことも最初は何もわからないしできない子供に対しては

ついたくさん手を貸したくなったり、助言をしたりしたくなったり、親が代わりにしてあげたくなるのかもしれないけど

僕はそこをグッと堪えて”待って”あげたいと思う。

それが唯一の親の僕にできるしてあげられることだと思うから。



胎児に教わる大事なこと


ここ最近のモヤモヤに対して

”待ってあげること” という結論を出せたのも

予定日を10日もすぎても一向に出てくる気配のない娘のおかげ。


今だってまさに、胎児の娘にしてあげられることは、ただ待ってあげること。


でもそろそろいいかげん焦らさずに、無事に産まれてきて欲しいなあと

早速僕は ”待ちくたびれている”






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