四面楚歌こそ望む人生、敵のない生き方なぞ面白くもなんともない

人生は波乱万丈なほど面白いという。
そりゃあ順風満帆でやっていければ文句なしだが、意外と僕が見る限り、そういう生き方をしている人って一緒にいても刺激がないというか……もっと素直に言っちゃうと、つまらないのである。

反面、結構逆風を食らって生きている人というのは面白い。
そして人は面白い人間にこそ心を開くもの。

金銭的な打算が生じにくい男同士の交友関係（と言うと語弊がありますねﾜﾗ）となったら、そりゃもう不安定なバランスの上でかろうじて立ってるような奴の方が、一緒にいても充実をするものだ。

悩みが尽きると途端に面白くなくなるというのが、僕の考える人生

自慢じゃないが僕の人生というのは、全然順風満帆とはかけ離れたものである。
幼少期は風呂もないぼっとん便所のあばら家で育ち、とかく金がねえものだから雑草を食って凌いだことも少なくない。
春には土筆を根こそぎゲットし、野良のめんどりを捕まえてきて産ませた卵でとじて食ってたような思い出がある。

加えて母親は頭がおかしく、僕が捕まえてきたクワガタや、母親の友人がプレゼントしてきたカブトムシを、夜中にこっそり起きてキンチョールを吹きかけて殺してしまうような女だった。

こういう人間と母子家庭で育ったことで、玄関のドアが開く音がトラウマになってしまい、今も僕はドアノブを回す音が苦手である。

性格的にも暗い人間に育った上に、元々性質も陰険なので敵も多い社会人になってしまった。
当然身の回りに敵も多いし、下手すると相当な人数から恨まれてもいる。

冗談抜きで一度は殺されそうになったこともあるし、タイトルにあるように、僕の人生は四面楚歌なのだ。

でも、それがいいのである。

人生は敵が多いから面白い

僕が実際どの程度嫌われているかについては、適当にGoogleで「松本ミゾレ」と打ち込んでみればすぐわかる。サジェストに「炎上」とか「バカ」と出る一方で、ポジティブな予測ワードなど一つも出やしない。

つまり、それぐらい大勢からネガティブな目を向けられ、それがGoogleさまにも反映されているという話なのである。

僕ぐらいの嫌われ者になると、自宅の付近にデマだらけの怪文書までばら撒かれるものだし、非通知の恫喝めいた電話もたびたびある。
ただし僕の場合はこういった行動に慣れ過ぎているので、基本的には無視している。
それに、書いたものが炎上すると「こいついつも炎上しているな、最悪だ」みたいなことを言われることも多いが、あいつらは所詮バカなので、炎上した記事しか読んでいないのである。

実際には僕の手掛ける記事は99％が炎上もしていないし、ああいうバカが普段から無意識に読んでるYahoo!ニュースだのLINEニュースだのに、普通に転載されてもいるのだ。

と、こういうことを書いちゃうものだからどんどん僕を嫌う人も増えるんだろうなぁ。
それは分かってるんだけど、でも顔も知らない他人に好かれても気持ち悪いでしょう？　好かれるぐらいなら嫌われていたいのだ。

実際には会ったこともない人間にヘイトの炎を滾らせるという無駄な生き方をしてほしいというのもあるし、そもそも敵や悩みのない人生なんて歩んでも、冒頭で書いたようにつまらないと思っているし。

敵って、多ければ多いほどそれぞれの敵に対しての懸念も不安も希釈されていき、ただの目障りな人たちでしかなくなる。
それに、どうせどんなに僕を憎もうと、結局誰も僕を殺したりもできないのだ。

敵も増えすぎると気にならなくなるから、ガンガン増えても気にしないこと。むしろ敵は増やすべき

匿名掲示板だのSNSだので怪気炎を上げる面々にも、そこまでの意気地など実はないのである。
だから恐れるだけ無駄。怖がるだけ無駄なのである。

これを読んでる人の中にも、人生を歩む上で嫌悪するような人間がいますよって人も多いことだろうけど、あんまり深刻視することなんかないよ。
多くの場合、そういう敵意むき出しの人って、あなたを危険視したり、怖いと思ってたり、目障りだと思っていたり、そもそも何も持っていない人なんだから。

そういう人間のせいで心を蝕まれるなんてそれこそ時間の無駄。
誰からも嫌われない人間なんて、誰からも重宝されないんだから、そういう人よりマシだと思って、敵に周りを囲まれているような状況を大いに楽しみましょうね＾＾