松本ミゾレ

書き手のプロフィールなどどうでもいいのです。

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最近の記事

カクレンジャー。放送から30年を機に第三部配信!これはファンには嬉しいねぇ…

『忍者戦隊カクレンジャー』をご存じだろうか。 今から30年も前に東映が放映していた戦隊モノである。 放送は1994年から1年間。全53話に渡って紡がれた本作は、忍者戦隊カクレンジャーとしての使命を継承した若者たちと、復活した妖怪たちの過酷な戦いを描いた青春群像劇であった。 妖怪たちのリーダーにはその名も分かりやすく妖怪大魔王(CV:柴田秀勝)。その息子として大幹部の貴公子ジュニア役には、遠藤憲一が配されるなど、キャスト面でもなかなかに豪華な作品であった。 本作は終盤で、カ

    • 『龍が如く8』のいいとこだけを書き残す

      2月の頭だったか1月下旬だったか。 セガの『龍が如く8』を購入した。通常版をDLで。 外伝含めると既に10本以上出ているこの人気シリーズ。 実はまだ1回もプレイしたことがなかった。 そのくせ三池祟史監督作品の実写版は観たことがあるという、全く無知なタイトルを途中から。それも桐生一馬関連の総決算みたいな『8』からスタートしてしまったというのは、これを読んでいる中でもシリーズファンからすると「にわかかよ」と思われること山の如しであろう。 しかしながらこっちとしては面白そうな

      • 「え、これって新型コロナの予言作品では…」映画の感想『コンテイジョン』

        言うまでもないことだが、最初に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生が報じられたのは、2019年の年末のこと。 中国武漢で最初の症例が確認されると、瞬く間に世界中に蔓延するパンデミック事態を引き起こした。 日本では現在5類移行したものの、依然として感染リスクは存在しているままだ。収束もしていない。 僕も今年の夏にとうとう罹患したが、想像した以上の地獄が待っていた。 特に発症から数日後に襲ってきた、喉の内側に粉みじんになったガラスが大量に刺さりまくったような激痛

        • 『信長の野望 出陣』が面白いので、初心者に知っててもらいたい序盤の要素をまとめた件

          位置ゲー。色々ありますね。 どれもこれも面白いものばかりですが、8月末にあるアプリがリリースされました。 今日はちょっと、皆さんに殺し合いをしてもらいますそのアプリ『信長の野望 出陣』の序盤の遊び方というか、なんか知っておくと役立つ話をしておきたいと思うので、「そろそろやってみようかな」って方はぜひ参考にしてみてください。 チュートリアル後のガチャで威名900のSSR武将を引いておくと、結構ラクこの『信長の野望 出陣』は、その他のアプリゲームと同じく、序盤の簡単なチュートリ

          楽しかったドラクエウォークとお別れした話

          位置情報ゲームが近年隆盛を極めている。 「イングレス」、「ポケモンGO」、「ドラクエウォーク」ときてこの秋からは「信長の野望 出陣」、「モンハンnow」が登場。 特にモンハンはPR戦略が奏功したのか売上もすこぶるよろしいそうだ。 僕は2021年の2月からガラケーという殻を破ってスマホに移行した。遅すぎる春。そのついでにはじめたのが、ドラクエウォークだった。 言うまでもなくスクエニの看板タイトル『ドラゴンクエスト』の世界観を下地にした位置ゲーで、これは今も多くのユーザーを抱え

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          映画の感想『フェーズ6』

          感染症を題材とした映画は古今色々とある。 四半世紀以上前、中学生だった僕はある日、社会科の授業中に担任の宇都宮先生が個人的な趣味で『アウトブレイク』を上映するという余興に付き合わされたことがある。 学校で義務的に観ることを強いられる映画って基本的に退屈なんだけど、この映画がなかなかの傑作で、存外に面白く、身を乗り出すようにして観賞したのを、まるで四半世紀以上前のことのようにおぼえている。 つまり今はもうほぼ記憶がない。 たしか猿を媒介としてヤバい病気が蔓延する感じのアレだ

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          パチスロ打ちは当面カバネリを打っておけばいい

          キャリコネニュースという転職サイトで、もう7年か8年ぐらい前からコラムを入稿しているフリーライターの松本ミゾレである。 なぜかいつしか、パチンコ関連の記事を入稿したところ、どうしたわけかこれが伸びてしまい、今では全然関係ないのに、パチンコ・パチスロ関連のコラムを定期的に入稿することになってしまっている。 でもあっちじゃ書けないこともあるんで、こっちでそういうのを書いていこう。 僕自身は2003年にとあるパチンコホール企業に新卒で入社し、それから業務上仕方なくパチンコ・パチス

          パチスロ打ちは当面カバネリを打っておけばいい

          四面楚歌こそ望む人生、敵のない生き方なぞ面白くもなんともない

          人生は波乱万丈なほど面白いという。 そりゃあ順風満帆でやっていければ文句なしだが、意外と僕が見る限り、そういう生き方をしている人って一緒にいても刺激がないというか……もっと素直に言っちゃうと、つまらないのである。 反面、結構逆風を食らって生きている人というのは面白い。 そして人は面白い人間にこそ心を開くもの。 金銭的な打算が生じにくい男同士の交友関係(と言うと語弊がありますねワラ)となったら、そりゃもう不安定なバランスの上でかろうじて立ってるような奴の方が、一緒にいても充

          四面楚歌こそ望む人生、敵のない生き方なぞ面白くもなんともない

          【映画の感想】『シン・ゴジラ』に登場する巨大不明生物とヘドラとの共通項(2016年記事再掲)

          ※本記事は2016年8月18日に、暇だったので個人的に書き留めていた映画の感想を再構成したものになりマウス🐀 7月29日より公開されている「シン・ゴジラ」。 今日の時点で既に興収30億円を突破したということだ。 僕も8月の初週に観たんだけど、まぁ~これが素晴らしい映画だったもんで、ちょっとその感想を個人的に吐き出したいと思う。 そもそも怪獣特撮オタクである僕としては、怪獣映画を目にするときの心のハードルなんて皆無に等しい。 基本的にはこんなご時世に怪獣特撮を見ることがで

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          陽のマナカケンゴ、陰のヤプール人。最高のキャストが揃ったのに…『ウルトラマンデッカー』第19話の感想

          11月26日にオンエアされた『ウルトラマンデッカー』第19話「月面の戦士たち」を観た。 前回からの前後編となっているシナリオで、18話でアガムスの操縦するテラフェイザーと異次元人ヤプールの尖兵アリブンタに対して、ウルトラマンデッカーは大苦戦しつつも退ける。 が、クライマックスでなんとヤプール人によってデッカーに変身できるカナタは地球の外に放逐されてしまったというところから、19話は幕開けとなる。 前作主人公と、50年前からの人気悪役の競演。これで盛り上がらないならどう盛り

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          映画の感想『シン・ウルトラマン』

          ※本コラムは本年7月に、劇場で『シン・ウルトラマン』を鑑賞した際のものとなります。 久々に映画の感想を。 現在絶賛公開中の『シン・ウルトラマン』を、2回鑑賞してきたので、ちょっとその、ネタバレ込みの感想をこっちに書いていきますね。 観たいと思ってるけどまだ観てないって方は回れ右。 冒頭から凄くなかった? 個人的には本当に、物心ついたときからウルトラシリーズのおもちゃだのカードだのに囲まれていた。 今もいわゆる怪獣オタクで、怪獣や星人のフィギュアを自作するぐらい、ずっと

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          「プカプカ」のモデル・安田南はどこに消えたのか

          この不思議な歌詞の楽曲は、「プカプカ」というフォークソングで、シンガーの西岡恭蔵が1972年に作ったものである。 知ってるのはおっさんおばさんばかり。 僕は現在30代後半だけど、同級生でこの楽曲を知る者はなかなかいない。 もう10歳も離れた先輩方なら、知ってるという人も増えてくるが、この歌が僕は大好きだ。 あんまり柄でないので、こういうことは仕事でも書かないんだけど、音楽はその時代時代に寄り添う空気のようなものだと思っている。 70年代にはまだ僕は生まれてもいないが、こ

          「プカプカ」のモデル・安田南はどこに消えたのか

          Twitter日本法人広報部大量解雇に感じる爽快さ

          イーロン・マスクという鼻もちならない金持ちがTwitterをとうとう買収した。 一時は買収もとん挫したと報道されていたが、結局金持ちの考えることはよく分からない。 彼がTwitterを掌中に収めて何をしようと考えてるのかは分からないが、ギーグたちが多用する煽り画像を使って特定のコミューンを物笑いの種にしてみたり、勝手に他人の創作物を引用してツイートを謳歌しているのを見ると、根底にあるTwitter感というのは、日本ユーザーのそれに近いものがあるのかもしれないが、なにせ考えて

          Twitter日本法人広報部大量解雇に感じる爽快さ

          【ネタバレあり感想】仮面ライダーBLACK SUNに、わたしたちは何を感じるべきなのか

          10月28日0時から、Amazonプライムで『仮面ライダーBLACK SUN』が配信スタートとなった。 全10話で、僕もついさっきまで視聴していた。 本作は言うまでもなく、原作石ノ森章太郎で1987年に連載スタートとなった傑作漫画が下地であり、同じく1987年放映のテレビ特撮番組『仮面ライダーBLACK』の要素も相当組み込まれている。 いわゆるリブートのような作品となっているが、三神官にせよビルゲニアにせよ、キャラクターの属性はテレビシリーズと似通った部分は少なくない。

          ¥300

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          ¥300

          寒くなってきたら、飼い猫のために用意するもの色々…

          めっきり冷え込んできましたね。 猫と暮らしている人は、そろそろ一緒の布団で寝てるよって人も増えてきたんじゃないでしょうか。 今日はちょっと、寒くなってきたんで冬に猫と暮らすときにあったら便利というか、猫が喜ぶグッズを書きなぐっておきます。 今年猫と暮らすようになって、はじめての冬を迎えますという人もいるはずなので。 基本的には防寒よりも加温を意識すれば大丈夫 猫は暑さにも寒さにも敏感な生き物で、冬になれば冬毛になってモフモフになりますが、それだけじゃ不十分。 日本の冬は

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          映画の感想『テロ、ライブ』

          以前視聴した映画について、過疎ブログに書きなぐっていたものをちょっと清書してコチラにアレをします。 テロを中継しようとする野心家キャスターが主役ってのは珍しい アマプラで『テロ、ライブ』という韓国映画を視聴。 過去に賄賂を受け取り、記者である奥さんの成果をも自分の功績としてのし上がるものの落ちぶれ、ラジオ番組のMCに成り下がった元キャスターの男が主人公。 全然面白くなさそうなラジオの生放送中に、スタジオからも目視できる橋に爆弾を仕掛けたという男からの電話が入り、適当に

          映画の感想『テロ、ライブ』