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#ブルース
Lou Rawls - Live! (1967)
ルーの初のライブアルバムです。自身のヒット曲はもちろんヒットしたてのスタンダードも披露しています。この時はグラミー受賞やシナトラを押さえて人気男性ボーカリスト一位など単なるジャズやブルースシンガーに留まらない評価がなされた頃です。スタンダードはそれ故の選曲だと思いますがルーの歌唱力と手堅いバッキングはどんな曲であっても粋なスウィングと泥臭いブルースを感じます。
メンバー
ルーロウルズ:ボーカル
Louis Jordan - Rock'N'Roll
大きな目をぐりぐりさせたユーモラスな風貌でアルトサックスはソウルフル、歌も下世話なアップナンバーからしみじみとしたバラードまでお手の物。大衆芸能の真髄ともいえるルイジョーダン。その音楽性はロックンロールを、風貌とアルトサックスはメイシオパーカーを思わせますが過小評価されすぎな気もします。ロックンロールはブルースとカントリーの合いの子だとかチャックベリーが始祖だというのが定説ではあるものの彼はロック
もっとみるJohnny Guitar Watson - A Real Mother(1977)
愛すべきチンピラ感が大好きなジョニーギターワトソン。一生懸命悪ぶっているけど楽しそうで周りの悪ノリになんだかんだ言って付き合ういい人かチャラいけど性格はいい人なのかなとジャケットを見て思います。ジャケのバカバカしさとは裏腹にドラムとホーン以外を自分で演奏する器用さを見せるだけでなくベースを全てシンセにやらせるという当時スティービーワンダーくらいしかやっていなかったことをする革新性や当時ヒットしてい
もっとみるLou Rawls & Les McCann LTD - Sings Plays Stormy Monday (1962)
ブルース、ジャズ、ソウルを歌いこなすシンガールーロウルズとソウルジャズからジャズファンク、ニューソウルまでプレイするピアニストレスマッキャンはこのアルバムが初共演だったそうですがこの2人を共演させた人は並外れたセンスの持ち主だったはず。ここでは2人がジャズもブルースもR&Bも全てをミックスしてどれにも当てはまるけどどれでもない最高のサウンドを作っています。
メンバー
ルーロウルズ:ボーカル
レス
「ファンクブルースの激熱ライブ」The James Cotton Band. Live& On The Move!! (1977)
今回からマイナーなアルバム、ミュージシャンの紹介をするときは短い紹介文を付けてみました。
ブルースも60年代に入るとソウルに押されてしまい段々とその人気は失われていきます。そんなブルースミュージシャンのうちある者は白人のロックミュージシャンと組んで若いロックファンに接近し、またある者はファンクに接近します。後者がローウェルフルソンでありジョニーギターワトソンであり今回紹介するジェイムスコットンです