見出し画像

日本の富裕層の増加について

先日、まちづくり専門家・木下斉さんのSNSで以下の記事がアップされているのを見た。

現在、日本の観光政策では、インバウンドの富裕層を狙う動きが強まっている。ただ、たしかに日本国内の富裕層は盲点だと思った。これで気になり、日本の富裕層について調べてみた。

具体的なデータが掲載されていたのは、野村総合研究所の以下のニュースリリース。これによると、2005年時点に81.3万世帯だった富裕層(金融資産1億円〜5億円の層)は124万世帯にまで増えている。また、金融資産5億円以上の超富裕層も、5.2万世帯から8.7万世帯に増加している。

この要因としては、株価の上昇や金融資産の運用の成功などがあるらしい。たしかに、数年前に話題になったトマ・ピケティの『21世紀の資本』でも、資産運用によって得られる富は、労働によって得られる富に比べ、成長率が早いという話だったと思う。(僕はこの本を直接読んだわけではないのだが)。

観光分野の市場について、どういったターゲットを狙うべきか考えることがある。このデータは、それに有益だろうと感じ、備忘のためにメモを残したい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?