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『狐晴明九尾狩』劇団☆新感線

2021年10月13日(水)18:00開演
@赤坂ACTシアター
¥14,800(S席)

ひっさびさの新感線。たぶん12年ぶり。堺さん目当てで観た『蛮幽鬼』以来だとおもう。
そう言えば10月14日は堺さんの誕生日、12年前は新橋演舞場でお祝いしたんだなあ。感慨深い。
新感線はいい意味で変わらないね。
ストーリーというか、展開というか、王道で。粟根さん、高田さんたちいつもの面子もいつも通りの役柄で、安心して観られたわ。
今回の主演は中村倫也くん。八犬伝以来、舞台で観ていないので(だってチケット取れないんだもん)久方ぶりにちょいと奮発して観てきた!(14800円に手数料770円だよ!高過ぎない?!)

ときは平安時代の中頃。
貴族たちが雅な宮廷生活を送る京の都。
そこで宮廷陰陽師として仕える安倍晴明(あべのせいめい/中村倫也)。 人並み外れた陰陽道の才能ゆえに「人と狐の間に生まれた」と噂され、“狐晴明”と呼ばれている。

ある夜、九つの尾を持つ凶星が流れるのを見た彼は急いで参内する。 それは唐の滅亡以降、大陸を戦乱に陥れた九尾の妖狐が日の本に渡ってきた印であった。

しかし、宮廷からうとましく思われている彼は退けられ、九尾の妖狐退治は大陸で学問を修めて戻った陰陽師宗家の跡取り、賀茂利風(かものとしかぜ/向井 理)に命じられる。

だが、すでに九尾の妖狐は利風を倒し、その身体を乗っ取り内裏に侵入していた。

それを見抜いた晴明は、九尾の妖狐を倒さんと動き出す。 しかし妖狐も利風の記憶や術を利用して、晴明の息の根を止めようとする。 晴明には大陸から妖狐を追ってきた狐霊のタオ(吉岡里帆)たちが加勢。 だが、タオとの因縁を逆手に取った妖狐の策略に翻弄されてしまう。 混沌とする戦いは逆転、また逆転の連続に……!

狩られるのは妖狐か、それとも晴明か。

術と頭脳、そして陰陽師の誇りを懸けた死闘が今、幕を開ける――!
(公式サイトより)

前情報は、公式サイトであらすじをナナメ読みしただけ。
新感線も倫也くんも、最近は情報を追ってなかったのでこの公演のことを知らず、友達の呟きでやっと気づいた時にはもちろんチケットは完売。そこにちょうど追加公演が決まり、抽選に申し込んだらラッキーなことに当たったのだ。まあ正直ライブビューイングでよかったんだけどね(貧乏人)。当たっちゃったから。

とゆーわけで、またも感想箇条書きにて。
あ、サクッとネタバレしてますのでご注意!

・2階席の最前ドセン! 舞台全体を見渡せて◎
・お衣装が素敵〜
・利風の白、晴明の紫、対照がうつくしい
・今日は忘れず双眼鏡持参、お顔よく見えた〜
・利風と晴明のキャッキャウフフが愛おしい
・タオかわいい。モフモフは正義
・私意外と吉岡里帆ちゃん好きみたい。佳き
・弟狐の早乙女弟くん、殺陣が物足りなそう
・和装での殺陣を魅せて欲しかったな〜勿体無い
・倫也くん殺陣イケるね! 翻る狩衣にうっとり
・向井くんは舞台映えするね。顔よし姿よし動いてよし
・死者を蘇らせる術で本物の利風を蘇らせられないの?
・階段の上から大きな九尾を背負って登場の利風
・白いモフモフ九尾が扇状に・・・宝塚?!
・いやシリアスなシーンだけど! けど!
・その後のラスボス利風〜‼︎ 小林幸子級‼︎
・いやクライマックスだけど! けど!
・ラスト、感情を喰われた晴明が落涙。ううう
・諸々考えるに感情がない方がかえって幸せかも・・・
・うーーん、倫也くんの演技素晴らしかった
・特に声が印象的だった。やはりまた舞台で観たい!

人気の役者、人気の舞台だけあって、ちょこっと探れば夥しい感想がザクザク出てくるし、めちゃくちゃ深い考察とか思い入れとかもたんまりあるっぽいけど、今回はそこまで掘らずにおこう。キリがないからなあ。
今のところアタシは「あー、面白かったあ!」の一言で済ませられる身軽さがいいかな。新感線の良さってそういうところでもあると思うのよね。
チケット高いし上演時間は長いし、前田悟さんは出ないし(また拝見したい!)でしばらく離れていたけど、また時々観ておこうかな。
思い返すと残念なのは、360°の劇場に行かなかったこと。やはりいっぺんくらい体験しておけばよかったなあ。

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