優秀な人間を演じることをやめた方が実は愛されるかも
今回も"自由に生きるためのヒント"というテーマで、優秀な人間を演じることをやめた方が実は愛されるかもというお話です。
優秀な人間を演じることをやめた方が実は愛される
自分の弱点や欠点が露呈した際、自分のダメさがバレることが怖くてそれを隠したくなることってありますよね。
でもその場合、自分のダメな部分を隠して優秀な人間を演じるより、それら全てをさらけ出したほうが評価が上がると思うんです。
つまり、優秀な人間を演じることをやめた方が実は愛されるかもと感じてます。
そう考えるきっかけとなった学生時代の友人の話をしますね。
彼はすべてのテストを一夜漬けで乗り越えるタイプの学生だったんです。
で、一夜漬けをしてる人って"コツコツ勉強する計画性がない"ってことで、あまり良い印象を持たれないじゃないですか。
でも彼は自分の計画性のなさを恥じることなく、むしろやけに生き生きとしていたんですね。
"一夜漬けのプロになる!"って堂々と宣言して。笑
自分のダメさと向き合うとファンが生まれる
するとどうなったかというと、彼はクラスメイトから応援されるようになったんです。テスト前日に栄養ドリンクの差し入れをもらったり、深夜にLINEで皆から応援メッセージが届いたりと。
さらに、同じく一夜漬けタイプのクラスメイトが、コツやノウハウを彼に伝授してもらおうと師匠のように慕い始めたりして。
彼はダメさをさらけ出したことによって、ファンとサポーターを一度に手に入れたんですね。
一方、優秀な人間を演じると苦しくなる
で、実は私も一夜漬けタイプの学生だったんですね。
しかし彼と違って、私はコツコツ勉強できない自分のことを良く思っていなかったんです。
なので、仮に良い点数を取れたとしても、一夜漬けという事実は隠し、"コツコツ勉強をした優等生"みたいな面をしていたんです。
これでは褒められたところで本当の自分が褒められたわけではなく素直に喜べないですし、むしろ騙しているような罪悪感を感じていたんです。
また、仲のいい友人に対しては"一夜漬けの俺の方が点数が高い!"みたいに冗談でマウントをとったりして。笑
これでは当然ファンもサポーターもできないですよね。
何より、一夜漬けをしている期間は"なんで俺はコツコツ勉強ができないんだ!"と自己否定をし続けることになるので、精神的にとても苦しいんです。
まとめ
なので、自分のダメなところを見つけたら、優秀な人間を演じることをせずに、ダメな自分をとことん楽しんでみるっていうのもいいかと思います。
意外とその方が周りからの評価が上がるし、何より自身が苦しまなくて済むようになるんですね。
ということで今回は、優秀な人間を演じることをやめた方が愛されるというお話をしてみました。
ではまた次回!
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