子宮頸がんワクチンをキャッチアップ接種で打ちました(若干真面目体験記)
こんにちは。タイトル通りの記事です。
この記事を書いた人は何の知識もないただの素人であり、責任を取ることはできません。自分自身の症状や身体の状態が気になる方は、必ず専門家と相談しましょう。
※キャッチアップ接種を利用して子宮頸がんのワクチンを接種する場合、子宮頸がんワクチンは3回打つことになります。1回打つたびに、最低でも1ヶ月以上間隔を空けて打つ必要があるため、ワクチンの接種を検討している方は、早めに接種することをおすすめします。
ある日のこと……
みずのあきら「うーん、やっぱりyoutubeはおもしろいなあ……うん?HPVワクチンって何?」
みずの「ふむ……がんの原因は色々あるけれど、この子宮頸がんはウイルスに感染することでがんになってしまう、と。そして、そのウイルスに感染しないためのワクチンが開発されている。ふ〜ん」
みずのあきらの母「あんた、今子宮頸がんの話をしたのかい?」
みずの「あ、なんか学習まんがっぽい流れだ。そうそう、このHPVワクチンってやつはすごいと思って。ウイルスの対策をすることでがんのリスクを下げるなんて……まあ、私は打ったことないけど」
母「まあ、ちょうどあんたの世代はそのHPVワクチンがタダで打てなくなったからね。自分でお金を払って打つこともできたけど、あんたにはしなかったよ」
みずの「えっ?なんで当時は自費で打たなかったの?自慢のかわいい我が子が、今がんへのリスクに晒されてるんだけど?」
母「自費で打つ場合、6万円くらいしたからかな」
みずの「金かよ!!!!!!!!」
母「まあ、それもあるけど……お母さんの知り合いに、子宮頸がんに罹って亡くなった人と子宮頸がんワクチンの副作用で亡くなった人が両方いたんだよね。打つべきか、打たないままでいいのかで悩んでたってわけ」
みずの「うーん、それは確かに悩んじゃうかも。で、6万円を賭けるわけにはいかなかったと」
母「賭けるって言うな」
みずの「そうなんだね……でも心配いらないよ、お母さん。なぜなら……」
そう、なぜなら……
当時ワクチンを打てなかった人のために、国がお金を負担してワクチンを打てるようになったのだから!!
しかも、無料で受けられる期間は2025年3月末まで。当時、HPVワクチンの接種をしなかった人は今がラストスパートかも!!
みずの「まあ、接種を受けるか受けないかは個人の判断や体質によるんだけどね。まず、お医者さんと相談しよう。マジで」
というわけで、ここからは実際の体験記です。とはいっても、3回ワクチンの注射を打たれるだけで特に何かあるというわけではないのだけれど、何か参考になれば幸いです。
まず、これから自分が打たれるワクチンの説明を受ける。
いつもお世話になっている内科の先生と相談し、いつもの病院でワクチンを接種することになった。わかりやすいパンフレットや説明を受け、問診票にいろいろ書き込む。
そして、注射される。筋肉注射というやつで、コロナのワクチンと同じだ。しっかりした針を見て、一瞬「ヒッ……!!」と声を出しそうになるが、3秒くらいで終わる。腕への筋肉注射なので、刺された箇所の周囲が若干痛んだり、肩がチクチクする。
初めてワクチンを打ったときは先生の指示で1時間半くらい横になって安静にしていたが、特に問題は起きなかった。おかげで2回目、3回目は打った後すぐ家に帰ることになる。よかったね。打たれた直後は痛いけど、そこまで深刻ではない。針が怖い人はお気に入りのぬいぐるみや安心できるものを用意しておくと良いだろう。打たれる時にそれを持っておくのだ。
だいたいこんな感じ。
子宮頸がん。日本では毎年、約1.1万人の女性がかかる病気で、さらに毎年、約2,900人の女性が亡くなっている。患者さんは20歳代から増え始めて、30歳代までに、がんの治療で子宮を失ってしまうそうだ。
今回はあくまで中の人のアバターがメスであるので、女性向けの事例を紹介している。子宮頸がんになってしまう原因の一部であるヒトパピローマウイルス(HPV)そのものは、性交渉によって男性も感染する。
ヒトパピローマウイルス(HPV)は子宮頸がん以外のがんの原因にもなるらしい。男性もHPVワクチンを打つことで、パートナーを守ることができるようだ。
もちろん、現代の医療や科学技術は常に進化を続けている。いつか、現行のワクチンで重大な副作用が見つかるかもしれないし、今よりも簡単な予防法が見つかるかもしれない。今も、ワクチンの副作用で重篤な状態になってしまう人は少なくとも存在する。
大切な人を守るために、一度誰かと話し合ってみませんか。
終。
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