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日本の色と遊ぶ。

年末ふと目にして、直感で申し込んだ色彩作家・内藤麻美子さん (@mamikonaito )の「想いを彩るワークショップ」。

もともとカラーリストをしていたのも、「色」というものが好きだったからだよなぁと思ったことと、最近頭でばっかり考えていて、感覚を優位にすることが少なくなってるなと。

ワークショップの会場は、京都の上羽絵惣。創業270年、日本最古の日本画用絵の具専門店。


ワークショップでも、日本画で使用される貝殻を粉にして作られる「胡粉」や鉱石から作られる「岩絵具」という染料を使わせていただいて。

どれにしようか迷うほど、美しい色たち


絵を描くというより、イメージから色を置いていくような形。

まずは漢字を一文字思い浮かべ、その文字からイメージを膨らませるというユニークな方法。これがとても楽しい。

ぱっと思い浮かんだのは、「深」の文字。そこからぼやーっと、海の底に光りがあるみたいなイメージが浮かんできて。ちょっとずつ青から緑、黄色に色を変化させたいなと思いつつ、、

選んだのは、「美藍」と「緑青」。中学のときに友達と漫画描いてて、漫画用のニックネームに使ったのが緑青。思い出の文字だった。

水を紙の上に広げて、絵の具を広げていくのだけどすごく難しくて。でも色を重ねていくうちにわくわくしたり、うまくいかなくて焦ったり。色遊びはやっぱりたのしい。

絵の具を乾かして、描いた紙をノートにセット。自分だけのノートができあがりました。

名付けた題名は、「愉しい君へ。どきどきする秘密色」。

何を書こうか迷うなぁ。


しかしながら、やっぱり手に取る色は、青や緑なのね。無意識で手に取る色は、少しづつは変化してる気もするけど、やっぱり変わらないのかな。

他の参加者の皆様がつくった色もめちゃくちゃ素敵でした。


久々に色と遊んだ時間。日本の色の歴史にも少し触れられて、うれしかった。今年は自分の感性を引っ張り出して遊ぶ時間をとりたいな。

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