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勝手にみゆ賞🏆俳句編


みゆです。

十六夜杯のみんなの俳句大賞が決まりましたね。


西野圭果さんの作品
鮎太さんの作品

受賞の西野圭果さん鮎太さんおめでとうございます!

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私の方からは、勝手にみゆ賞という事で363句の中から心に刺さったものを選んでみました。
たくさんの素敵な御句の中から選ぶのは至難の業でした。

順番までは付けられませんので、一覧の掲載順に発表しますね🥰


🍎 あずきさん

君のこといつも見ている僕は月

あずきさんの御句は「俳句でぽん」でも使わせていただきました。

離れていても、いつも月になって見ているよ。
今は逢えなくても、僕はずっとずっと君の事が大好きなんだ。
そんなメッセージが伝わってきます。
今は逢えなくても、夜空を見上げればお月様になったあなたがいる。
地球上のどこにいても、同じ月を見ている。
そんな思いで、胸がきゅっとなります。
切ないけど、思いがあふれているなぁと思います。


🍎 月夜案山子さん

冷めきった 二人にトドメ 秋の水

この御句を見た瞬間、にやりとしました。
冷めきった関係ではあるけれども、馴れ合いというか惰性で一緒にいる二人。離れたいとどちらも思っているけど、言い出せなくて。
だけど、ついに決定的な出来事が!!
それは、秋の水のようにヒンヤリとしています。真冬の水でないだけ、ちょっとは温情があるのでしょうか。
でも、惰性で一緒にいるよりもスパッと切ってしまった方がいい事もあるってもんです。冷たさの中にも、どこか前向きさも感じる事ができるなと思いました。


🍎 中岡はじめさん

恍惚こうこつ極致野分きょくちのわけしとねかな

一覧の中から、この御句を見た時に「あ、これは、はじめさん???」と思いました。そしたら、大正解でした。
はじめさんの色香のある俳句の大ファンな私なのです。
台風で強い風の吹く中での官能的な様子が目に浮かびます。
外では強い風。部屋の中では風を感じながらも愛を求めあってしまうのでしょうか。オトナの御句ですね。
私も色香のある句を詠んでみたいなぁと思ってしまいます。本人に色気が無いからムリですが。


🍎 ふぅ。さん

秋の雨上がり昨日とちがう今日


秋はどことなく感傷的になります。雨が降っても感傷的になりがちです。

なんとなく、最近いろんな事がうまくいかないの。
一体、どうしたらいいんだろう。これからの私、どうなっちゃうのかな。
なんて思っていたけれど、朝になると雨が上がったみたいです。
お日様が顔を出しました。
昨日の雨が余計な物を洗い流してくれたような、そんな空を見上げて。
うん、私まだまだやれる。昨日の私とはもう違うの。一歩前へ進んでいくの。もう、大丈夫。

なんて物語を思い浮かべました。顔を上げて進んでいこうと思える御句だと思います。


🍎 てまりさん

二番目の女でいいのよ十六夜

てまりさんのこちらの御句は「俳句でぽん」でも使わせていただきました。なんか、胸にずしっとくるんです。でも、目が離せないんです。

もちろん、誰かの一番になるのが一番いいです。
だけど、それでも、二番目でもいいって思える事だってあるんです。
二番目だから、お昼には逢えなくてもいいの。
自分は真っ先に優先されなくてもいいの。
いつも、いつでも、どんな時でも逢いたいけど、いいの。
そんな胸がキリキリする思いを抱えても、あの人が好きだから。

なんてね。
そんな辛い恋愛の事が思い浮かびます。



🍎 沙々良まど夏さん

荻の声 替えどきを知る化粧水

萩の花が咲く頃は、季節は秋に入った頃で。
お肌は正直なもので、夏の疲れが出てきたり、少しずつ乾燥を感じてきますよね。夏に使っていたさっぱりタイプの化粧水では、肌に物足りなさを感じます。私は夏でもしっとりタイプなのですがね。
そろそろ、しっとりタイプの化粧水に変えましょうか。ついでに乳液もしっとりタイプに変えましょう。
肌がしっとりしてきたら、今度は心もしっとりしたいですね。
夏の疲れでささくれちゃった心も、自分をちょっと甘やかせて潤いを補給しちゃいましょう。
映画、読書、独り占めするおいしいおやつ、ランチにお出かけ。何にする?


🍎 ヒスイさん

尾を引きて残り香と星流れゆく

とても綺麗な御句だなぁと思いました。
夜に二人で会っています。それは、お別れのためでしょうか。
秋の澄んだ夜空にキラキラと瞬く星たち。
去っていく彼の香りがそこには残っています。涙を浮かべて空を見上げれば、流れ星が見えます。上を向いても溢れてこぼれた涙の様に。
彼の残り香と流れ星の尾が切なく胸を打ちます。
なんて様子が目に浮かびました。
物語が感じられる御句だなぁとしみじみ思います。


🍎 シンハさん

夕月夜届いたライン読み返す

一覧でこの御句を見た時、うんうんと首を大きく振りました。
私の時代はラインはおろか、携帯すらもありませんでしたが・・・💦
好きな彼から届いたライン。
それが、嬉しい内容なら永久保存物ですね。
それを、繰り返し何回も読んじゃうんですよね。そんな時、ラインのメッセージを見ながら、ニマニマしちゃいますよね。

こちらからも、たくさんラインしたいけど、あまり送ると迷惑かなぁ。
どうして彼はなかなかメッセージ返してくれないの?
ああ、もう、どうしたらいいの!?
なんて心の声を勝手に想像してしまいました。


🍎 moeさん

秋の雨傘持たぬきみ空みあげ

ちょっと冷たい秋の雨。
思っていたより強く降っているようです。彼は、傘を持っていません。
でも、彼は空を見上げたままジッとして動きません。
いったいどうしたというのでしょう。
彼に何があったのでしょう。
傘を差しかけてあげたいけれど、私も動けずに、ただ彼を見ているばかり。

なんて様子を想像しました。
ちょっと切なくて、胸にしみる御句だなぁと思いました。



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以上9名様に勝手にみゆ賞をお届けします🌟
おめでとうございます(^▽^)/💚
御句から、その様子がいろいろ想像できました!
勝手にみゆ賞で選んだ御句は、ここから広げてショートストーリーが書けそうだなと思いました。
私の胸にずきゅんと刺さった御句でした。

ほんと、素敵な句ばかりで悩みました。
でも、楽しかったです。

あとは、短歌編・川柳編と続きます😄


今日も最後まで読んで下さってありがとうございます♪

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