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#10|「褒める」より「驚く」が子どもを伸ばす。だって子供は驚かせたがり屋!

『褒めて育てる』。
よく耳にします。自己肯定感を高め、強い心を育てると。共感です、褒められて嬉しくない人はいません。もっと頑張ろう!と思えます。

さて『褒めて育てる』を心がけ4年目。

実践しながら子どもを見ていて「自己肯定感を高める声掛けの方法」は、褒めるだけじゃないぞ?もうひとつあるぞ?と気づきました。ついでに効果が高いのはどちらか、振り返ってみました。

検証個体はうちの娘(n=1)ですが、きっとどなたも活かせると思い書き残します。

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子どもをもっと伸ばすのは「驚く」>「褒める」

子供は「驚く」ことが大好きな生き物です。いないいないばあ!のようにわかり切った展開を何度も何度もせがむのも、驚くことや大人が驚く(ふりをする)反応を見るのが大好きだから。

私は娘と関わる中で「褒める」と「驚く」を無意識に併用していました。そして「驚く」反応の方が、娘の喜び度合いが大きいと気づきました。

よく「褒めて育てる」というけれど。「驚いて育てる」は、本人のハッピー度が高いかもしれない。

「驚く」ことが大好きな生き物(子ども)は、一度驚いてもらうとまた驚いてほしいと思い挑戦を繰り返します。前向きな気持ちで、自主的に。初めはおぼつかなかったスキルも、あっというまにマスターしてしまうことがしばしば。

そんなことがよくありました。


褒めるの代わりに驚くというのは「えっ、もうそんなこともできちゃうの!?」という反応ですね。

褒めるは「よくできたね・偉いね」。

文字に起こしただけでも、漂うテンションが違うのが分かります。

大人都合でなく、子どもを主体にした反応がGOOD

「驚く」リアクションは、子供に『自分がしたことが、親の期待値を超えた!』感覚を抱かせるのだと思います。自分は親が予想していなかった地点に到達できたんだ、だから親は驚き喜んでいるんだ!自分は親が思っているよりすごいんだ!

自己肯定感大充足です。

「褒める」が悪いわけではないです、十分良い反応。ただやはり「親の期待値を超えたぞ!」という印象を与えることはできないんですね。子どもに伝わるのは、「親の期待値までは到達できた」ということ。


子どもが「驚く」反応が大好きなのは、「親を驚かせられた自分ってすごいぞ!」というポジティブメッセージを感じられるからだと思います。


「褒める」も「驚く」も、子どもの成長を願っている点は変わりません。
大事なのは、子供の一度だけの人生を最大に応援する親であり続けることです。「あなたはこんなに素晴らしい」というメッセージを伝え続けたいですね。

子どもに応援メッセージを伝える一つの手段として「驚く」の活用はいいですよ。


今日はそんなところです。

実は奥深い「褒める」の世界。こちらもどうぞ。




一緒に楽しみながら高め合える方と沢山繋がりたいと思っています!もしよろしければ感想をコメントしていただけると、とっても嬉しいです。それだけで十分です!コメントには必ずお返事します。