仕事とマタニティライフの振り返り
こんにちは、産休中のmiyuです。
2022年7月にメルカリに入社してから1年半、事業・組織ともに変革期を迎えている最中におやすみに入らせていただいたこと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
さて、今回のnoteは、多くの働く妊婦の方が悩むであろう「仕事とマタニティライフ」について、自分の体験談と、経験して感じたことを綴ってみました📝 公開します!
メルカリの採用広報担当として、メルカリのカルチャーや働き方を発信している身として、自分の実体験を素直にお伝えしたいなと思い公開することにしました🐣
個人個人が置かれている状況はさまざまかと思うので、一個人の体験談としてお読みいただけると嬉しいです!
初期(妊娠発覚〜15週)
妊娠発覚してすぐの頃は、抑えられない食欲と眠気以外は割と普通に過ごせていたものの、7週頃から急に吐くまででもない気持ち悪さ・吐き気と倦怠感が出てきました。空腹だろうが、満腹だろうが、口の中に何かが入っていないと落ち着かない!食べたいものが毎分毎秒変わる!という、いわゆる食べづわりだったと思います…。
ありがたいことに、メルカリは「YOUR CHOICE」を導入していて、フルフレックス・フルリモートができる環境なので、特に時短に切り替えることなく、基本的に自宅からフルタイムで仕事をしていました。
ただ、もちろん中には出社が必要な業務もあります。家からオフィスまで電車で1時間ほどかかるので、電車通勤に不安がありました…。そのため、直属の上司には先に妊娠をお伝えさせていただいて、出社が必要な業務を調整していただけたことがほんっとうに助かりました。
朝が辛い日は少し遅めに業務を開始したり、抗えない眠気に襲われた時は途中で抜けて少しお昼寝をしたりと、制度をフル活用し、なんとか乗り切ることができました。感謝しかないです😭
この時期の1日のスケジュールはだいたいこんな感じ👇
つわりのピークだった8〜10週は、さすがに仕事するのが辛い日も出てきてしまい、特につわりがひどかった数日はSick leave(傷病休暇)をいただきました。
頼みの綱だったりんごジュースまでも受け付けなくなった時は「これは早めに手を打たないと長引くな」と判断し、急遽休みをもらって吐き気止めやビタミンが入った点滴を3時間ほど打ってもらって、早急な回復を試みました。
あの時は我ながら英断だったと感心しますが、点滴の針を刺すところが悪かったのか、看護師さんの力量なのか、薬が入るたびにチクチクと腕が痛むのが地味にストレスでした。点滴中に病室の天井を恨めしげに見つめながら、「絶対に絶対に『つわりを忘れない』記念館を作ってやる…」と心に決めるくらい辛かったです…(笑)
💡できるだけ円滑に仕事を進めるために、つわりの時に意識していたこと
朝方生活(夜の睡眠時間が長いほど、日中のつわりが楽になる)
余裕を持ったスケジューリング
こまめな休憩(横になれたらベスト)
ちょこちょこ食べ(3食+おやつ・間食で、気持ち悪さ軽減)
1,2に関しては、どんな妊婦さんであれ意識して損はないと思います!妊娠する前は、完全に夜型人間でしたが、妊娠してから朝方に切り替えることで、生活リズムが整いました。また、2に関しても、早め早めの行動に助けられることばかりでした。
3,4に関しては、私はリモートワークだったので特に実施しやすかったのかなと思います。3に関しては、仮眠室が使える会社さんも増えてきたと聞くので、そこを活用したり、4に関しては飴やチョコを口に入れるだけでもかなり気が紛れるので、オフィスに出社している妊婦の方はぜひ常備してほしいなと思います!私はキシリトールのガムがお気に入りでした😋口の中がスッキリするし、噛んでいる感覚が良かった。
安定期以降
一般的に言われる安定期(16週)以降は、徐々に出社も始めました。幸いなことに、つわりが終わったあとは目立ったトラブルもなく、体調に気をつけつつも、通常通り仕事ができるようになりました。
12月頭には、学生向けのハッカソンにスタッフとして参加し、会場運営に関わりました。久々のオフラインの空気感がとても楽しかったです♪
また、産休に入ったら当分社内イベントに参加できなくなるので、全体の忘年会やHR部門の新年会など、顔を出せるイベントには積極的に参加していました🎉
4週に1度・または2週に1度の定期的な妊婦健診の時はフレックス制度またはSick leaveを使って通院していました。
家から徒歩10分かつ、予約システムが発展していて待ち時間が比較的少ないクリニックに通っていたので、2時間だけ抜けてまた仕事に戻る、のようなスケジュールでした。クリニックにWi-Fiが通っていたので、待ち時間にYouTubeを観たり、ゲームしたりして待っていられるのも個人的に嬉しいポイントでした。
私の場合はたまたま良い産院に巡り会えましたが、人気のクリニックは数時間待つとも聞くので、口コミサイトや産院見学を活用して、自分に合うクリニックを探してほしいと思います。気になることがあれば、初診前に電話で聞くのもありだと思います。
個人的に、働いている妊婦さんにとっての病院選びは超〜〜〜大切だなと思いました!!!(病院名を載せるのは控えるので、気になる方はXのDMなどでこっそり聞いてください)
全体を通して気をつけていたこと
妊娠中、一番気になるのは体調管理!冬に妊婦をしていた私が気を付けていたことを紹介します🔥
感染症予防
マスク・手洗い・うがい・除菌の4つを徹底していました。うがいは、アズノールうがい液が最強ですが、オフィスに長時間いる時はうがい液がなくてもいいのでとにかくこまめにうがいしていました。
冬に妊娠期間が被る場合は、主治医に事前相談の上、インフルエンザワクチンの接種もお忘れなく💡
除菌スプレーで手が荒れる人はこちらもおすすめです。普通のアルコールに比べて、手がガサガサにならなかった。
加湿
冬の在宅勤務中は、1日中ガンガンに加湿器をつけていました。結露注意。
就寝時は、寝室で洗濯物を部屋干しするのもおすすめです。
服装
「4つの首を冷やさない」とよく言いますが、特に首・足は冷やさないようにしていました。身体が冷えるとお腹が張りやすくなるので、特に通勤時は、マフラー・レッグウォーマー必須です。
在宅の時はこれも履いてました!気にせず洗えるのが嬉しい。
お助けアイテムをかしこく利用
妊娠中は何かと変化が大きいので、仕事中は極力ストレスを溜めないことが重要です。おすすめのお助けアイテムを紹介します!
👇長時間椅子に座っている時の大きな味方
昔ながらのさらしも、慣れると便利でしたが、外出先やお手洗いのことを考えるとスパッツタイプが超便利です。
👇在宅勤務のお供に☕️
アカチャンホンポやベビーザラスに売ってます。
最近、カフェインレスドリンクの選択肢が増えてきて嬉しい!
👇つわりの時でも使えたので、デスクに常備
さいごに
有給を組み合わせて妊娠8ヶ月で産休に入らせていただきました。マタニティライフと仕事をなんとかかんとか両立できたのは、ひとえに周囲の方々のご理解・ご協力・お心遣いのおかげです。改めて、ありがとうございます😊
実際に経験してみて、妊娠は十人十色だなと心から思います。
私の場合は、そもそものつわり症状が比較的軽かった&短期で終わったことに加えて、会社の理解・サポート体制・働き方の柔軟さ・在宅で働く夫からのサポートなど、さまざまな幸運が重なったことで、業務に大きな影響もなく乗り切ることができました。
ですが、つわりの症状が重い方、長期にわたって不調に悩んでいる方、入院を余儀なくされる方、出社マストの方、立ち仕事の方、第二子以降の方など…。置かれている状況には大きな個人差があると思います。「あらゆる人の可能性を解き放つ」をミッションに含むメルカリで働く一員として、働き方について、より深く自分ごととして考える機会をいただいたと感じています。
さまざまな要因が重なり、少子化がますます進む現代ですが、ライフステージが変化する中でも自分らしく働きたいと願う妊婦さんが、安心して働ける社会になることを心から意図して、このnoteを締めさせていただきます😌
まずは育児に専念して、心と身体を整えてから元気に戻ってきます!では👋
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