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真谷優の大学留学記

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真谷優のドイツ留学生活を描く。 注意: この物語はフィクションです。登場する人物・名称・団体等は架空であり、実在のものとは関係ありません。 2023年4月2日第1部連載開始 …
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2023年6月の記事一覧

真谷優の大学留学記7「イベント」

眠い。超絶に眠い。今日は大学でイベントがあるのに途轍もなく眠い。とりあえず水飲んで眠気を覚ますか。水を飲み干したらだいぶ眠気が治まった。あとはさっさと最終確認して早めに行きますか。朝食を摂り、大学へと向かう。構内へと入るとコスプレをした学生達がいた。うげぇコスプレかよ。「コスプレなんて清巌の文化祭以来だよ……」あの時は何故か女性客が多く来ていたし。なんだったんだ?そんなことはまぁいい。どこか着替え

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真谷優の大学留学記8「ビデオ通話」

今日は全休だし響に電話でもするか。昼の1時だから向こうは朝の6時か。モーニングコールにはちょうどいいな。響の番号にビデオ通話をかけた。
しばらくして響が通話に出た。「もしもし……?」画面に写った響は眠そうな顔をしていた。寝起きの顔も可愛いとか最強かよ。そう思ったが心の底に留めた。 「響、おはよう。 よく眠れた?」「あ、優おはよう。 そっちは今何時?今は朝の6時だよ」「ということは7時間も時差がある

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真谷優の大学留学記9「トラブル」

今日は日曜で大学もないので街をプラプラ歩いていると背の高い男数人組に行く手を阻まれた。
《おいそこのアジア人めどこから来た?》
なんか厄介なのが来た。どうしよう。
正直に言うか。《日本から留学に来たのさ》
《留学生なら金持ってんだろ?寄越せよ》
カツアゲは世界共通ってか。《嫌だね》
《なんだと?》《あなたたちにあげるようなお金はない。僕は用事があるのでこれで》 そう言って走り去ろうと

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