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わたしのモーニングルーティン

これは、私の朝がすっかり変わった話。

もともと大好きで、一時期は週5回通っていたこともあるヨガ。出産と同時にスタジオから足が遠のき、気づいたら、コロナ太りまでして、久しぶりに思い立ってシルシアーサナ(三点倒立)をしてみたら、そのまま反対側にバタンと倒れた。

悔しくて悲しくて、このままじゃいかんな、と思った。
それが今年の夏のこと。アシュタンガのマイソールクラスにぼちぼちペースで通うようになった(が、その後、友達がヨガスタジオをオープンしたこともあり、そちらに通うように。でも、ここで覚えた、ほんの少しのアシュタンガの流れが、自主練で大いに役立ってる)

8月22日

友達が水瓶座満月のオンライン瞑想会を開催したので、なんとなく参加したら、瞑想後に出てきた私の気持ちは「ヨガをもっと深めたい!!!」だった。
それはもう、渇望レベルに。

9月16日

産前に週5回で通っていたスタジオの、ティーチャートレーニングに申し込みをした。ヨガスタジオに行かないとヨガと触れられない自分、いつまでたってもヨガ消費者の自分から、一歩進みたかったんだ。ここから、200時間のトレーニングが始まって、ヨガ哲学やなんかにも触れて、そりゃあもう嬉しくて、生きてるだけで幸せだと思えた。

実はこのトレーニングは、通っていた頃に「やってみたら?」と誘っていただいたこともあるのだけど、その時は写真の仕事を始めたばかりだったのもあって、お断りした。でも、ぴったりくるタイミングというのはあるのだなあと思う。あの頃、出産も経験しておらず、身体も柔らかくてどこにも痛みもない、人生の辛さもほとんど経験したことのなかった私が、講師になっていたら、エゴにまみれていたかもしれない、とすら思う。

ちなみに「ヨガ講師になるの?」とよく聞かれるけれど、それは今のところ未定。私なりのアウトプットは、いつかすると思うけど、それが、今一般的に想像するような、ヨガ講師かどうかはわからない。違う気がする。


さらにその翌週。

9月21日

新しい出会いがあった。
それは、アーユルヴェーダ。額にオイルを垂らすあの有名な施術(シロダーラ)なら知っていたし、以前一度受けたこともあった。でも、もっともっと包括的なものだと理解し始めたのは、この日が起点となってそこでいると思う。

さらにはその翌日には、wellness journalという、日々の体調や食事、運動などのセルフケアすべてを記入していくものに出会った。たまたまだったけれど、ここまで続けて、点と点が線につながる事柄に出会うと、運命のように感じてしまう。

これで、わたしは、3つの大きな柱を手にしたことになる。ヨガ、アーユルヴェーダ、wellness journal。このみっつに共通するのは、自己観察。そして、不調をいち早く見つけて、策を講じること。

今、この全ての車輪を回し始めて、2ヶ月が経過した。

そこで大きく変わったのが、私の朝なのだ。

いつも7時に自然と目が覚めて、バタバタと準備をしていた私。自然と5時半から6時の間に目が覚めるようになった。つまり、私の1日の稼働時間が、1時間〜1時間半増えたのだ。

この1時間でしていることを紹介したいと思う。 

タングスクレイパー

朝起きてまずするのが、タングスクレイパーで舌苔を取ること。舌の状態をチェックする。それから、オイルでうがいをする。どれだけ未消化物が溜まっているのかいないのか、乾燥しているのか、むくんでいるのか、などがよく分かる。それが今日1日の食事や運動の指針ともなる。

マッサージ

次にするのがマッサージ。
一番の簡易バージョンは、頭、耳、足裏〜ひざまでを、オイルを使ってマッサージするもの。オイルは、アーユルヴェーダのどのタイプでも使える、トリパラオイルを使っている。1ヶ月前には、この簡易バージョンを朝の習慣にした。

今はもうちょっと時間をかけていて、大抵の場合は、まずシルクの手袋で肌を擦り、そのあとオイルマッサージをしている。自分の体のどこが痛むのかをチェックしながら行う。これをやっていると、こんなに寒くなった信州の朝ですら、身体がぽかぽかと暖かくなって、足裏には汗ばんでくる。

ヨガ

そして、オイル塗布が終わったら、いよいよヨガ。
太陽礼拝といくつかのポーズをして、全体的に汗をかいたらいい感じ。(オイル塗ってから温めると、浸透して、体内の毒素を外に排出してくれる、と言われてる。本当はシャワーを浴びたり熱いお風呂に浸かったりするといいのだろうけど、まだそこまではできていない。)
自主練では行うことのなかったシャバアーサナも取り入れるようになった。やらないと、どうしてもフィットネス的なヨガになってしまうけれど、この瞑想によって、静かな心で一日を始められる。

これで、朝のルーティンは終わり。
ここまでやって、いつも、
「はあーーー!!すっきりーーー!!!」
となる。
このあとは、白湯やハーブティーを飲んでいる。

そうしたら、翌日の老廃物をもっと減らしたくて、今度は摂取するものに気を使いたくなる。やってみてわかったのは、とにかく胃に負担をかけないこと!身体を冷やさないこと!

いつもぱんぱんで痛いほどだった足のむくみはなくなったし、頭痛につながる頭のコリもだいぶほぐれた。
セルフケアって、簡単に言っちゃう言葉だけど、このルーティンができてから、セルフケアのなんたるかが、腑に落ちてきた。きちんとみてあげること。そして、対処してあげること。

夜のルーティン
お灸

ちなみに、夜のルーティンもできた。
それはお灸。
おばあちゃんみたい、というイメージだったけど、これがものすごく気持ちがいい!
特に、お腹にお灸を据えてみると、その暖かさが、しんしんと内部に降ってきて、なんとも言えない幸福感がある。夜、ぽかぽかした身体のまま、眠りにつける。

ルーティンなんて、不要なものだと思ってた。
いつも、その時にしたいことだけやって生きてたいんだもん、て。
それに、私はもともと怠惰な性格。
寝るのが大好きで早起きなんてしたくなかった。

でも、ルーティンがあることで、日々の変化を知ることができる。より、安定感のある身体で、不調に振り回されることなく、血に足つけて、イレギュラーを楽しんでいける。1時間寝ているより、1時間早く起きてこの新習慣を楽しむことの方がわくわくするし、好きになってしまったのだ。

ちなみにシルシアーサナ(三点倒立)
1ヶ月で、またできるようになってきたよ。


私が使っているものは、Instagramの投稿ににタグ付けしてあるので参考までに。


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