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ちいさなことから広げていく、好きを仕事にする方法

アサギさんが、オンラインサロンの定例会の中でこんな発言をしてた。

まずは月に3万稼いでみる。1万のサービスを作って、それを3人に買ってもらったらいいよね。できそうだよね。それで手に入れた3万を、自分の好きなことに使ってみる。ファッションが好きなら、ワンランク上の洋服を買う足しにできるだろうし。それは投資になる。その循環を大きくしていけばいい。

一言一句覚えてるわけじゃないけど、こんなようなことを話してました。

これって、ビジネスがはじまるときの基本なんじゃないかな。

例えばフォトグラファーなら、写真学校に通って、最低限の機材を買う。稼いだお金で、もっともっと自分の撮りたい写真に近づけるレンズを買う(レンズ沼と言います笑)。もしくは、撮影中の不測の事態に備えてカメラをもう一台用意する。かっちりした撮影にも対応できるよう、ストロボを買う。そしてまた仕事をしてお金を得る。また機材に投資する。美術館や映画館に足を運んで、感性を磨く。人と会って人生を学ぶ。旅に出て固定観念を壊す。お客様が不快な想いをしない、しかも撮影の邪魔にならないような洋服を買う。立ち居振る舞いを学ぶ。カメラを買い換える。画像編集のやり方をアップデートする。そしてまた仕事をしてお金を得る。

もう、その繰り返しじゃないかと思う。

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それでも、稼いだお金を好きなものに使いすぎることって、罪悪感がでる。
上みたいに、分かりやすく写真の仕事に繋がるような投資や、学びに関することならそうでもないけど、単純に楽しそうなことだとなおさら。

私は今、なぜかこの秋に旅行のお誘いが立て込んでいて、「行きたい!」と思ったものに「行くー!」と言っていたら、合計金額がものすごいことになりそうなのと、「そんなにずっと旅行してたらどう思われるだろう?」っていう、謎の問いが頭に浮かんでしまいました。

私の現時点での理想のライフスタイルは、「旅しながら暮らすこと」なのに!笑

好きなことにお金を使うのも、自分の想定内なら、もしくは経験したことのある範囲内ならなんとも思わない。
でも、そこを出たら突然、怖くなる。

その、やりたいけどなぜか怖くなる点を超えることが、次の自分の人生につながるんじゃないかって思う。

「楽しそう!」「好き!」と思えることって、実は自分だけが反応するポイントであって、他の人にとってはそうでもなかったりする。先日、「友人がひとり旅をしてるのが羨ましくてやってみたけど、自分は旅が好きじゃないって分かった。旅してるのがつらい」と言ってる人がいて、ものすごく驚いた。だから、自分の好きは、大切にした方がいい。

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お金のブロックと、勝手に作り上げた誰かに対する罪悪感(きっと両親ね。)
それを凌駕するほどの、行きたい気持ち。

私の心はもう知ってる。
行くんだろうな、って。
行ったらその先に、自分の見たい景色があるんだってことを。

好きなことを仕事にしたいなら。
好きなことにまずはお金を使うこと、なんだろうな。

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