どんな模索も愛おしい(「ブルーピリオド展」を見て)
今年の春、滅多に漫画を読まない私が、すっかり心を奪われた漫画がある。
それは、「ブルーピリオド」
3月末に行ったアート合宿で、参加者たちがやたらこの漫画の話をしてたので、気になって購入したところ、すっかりハマってしまったのでした。
共感ポイント、感動ポイントが多すぎて、私のスマホ内には、スクショがわんさか!!!
そして今日。
「ブルーピリオド展」が東京・天王洲アイルで開催されるということで、アート合宿で知り合った友達と行ってきました!
(展示は2022/9/27まで)
↓会場の様子を、ざっと写真でどうぞ。
この展示は、漫画の追体験ができる展示も多くて、それでやたらあちこちでストーリーを思い出しては鳥肌を立てまくっていたわけですが、今回わざわざnoteを書こうと思ったのは、この6筆目の展示。「あの人のブルーピリオド」を見たから。
この展示で、初めて私は「ブルーピリオド」の意味を知りました。
(それまで考えたことすらなかった!汗)
ブルーピリオドの由来となったのは、ピカソの「青の時代」で、青春時代に描いた絵を定義するために使われる用語なんだそう。
この文章を読み、展示を見ているうちに、ある感情が湧き上がりました。
私は、独立してから今までの私と、彼らのブルーピリオド期を重ねていたんです。
私は、自分らしい作品がなんなのか、今だって掴めているわけじゃない。
独立して10年経って、写真学校時代に見えなかった個性が少しずつわかってきてはいるものの、まだまだ自分の作品と向き合う模索の日々で、光が見えたり、自分の良さを見失ったりを繰り返しながら、写真を撮ったり、言葉を紡いでいます。時には絵を描き、生きることそのものを作品だと感じたり。
素敵だなと思うものに触れ、その感動をまたアウトプットする力に変える。そんな繰り返しの日々は、時にぐるぐる同じ場所を回っているようで、苦しくなったりもする。
「でも、それって、今しかできない表現なんだ!」
この展示を見て、アーティストたちのブルーピリオドに触れ、そう素直に思えたんです。
アーティストたちの”色とりどりのブルーピリオド”に表れる試行錯誤や模索、不安な感情すらも愛おしく感じられるように、自分の今の作品も、今の自分自身も、愛おしいじゃん…!
だから、今の模索を、今の戸惑いを、必要以上に怖がる必要はない。
今しかできない表現を、今の私にしか考えられないアイディアを。
稚拙だったとしても、どんどん外に出していきたいな。
そんな風に、お腹の奥が熱くなるような感覚を持ち帰ることのできた展示でした!
というわけで、帰ってから娘とNetflixでアニメ版をおさらい鑑賞。
泣いたわーーーーー!!!
...
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