見出し画像

今この瞬間を。

今この瞬間を味わいつくしているとき、心の底から喜びが湧いて、至福を感じることができます。

例えば、お風呂に浸かった瞬間。
例えば、ベッドに身を預けて、ひんやりとしたシーツの心地よさを感じた瞬間。

こういった心が満たされる瞬間を、もっと増やしていきたいなと思って心がけるようになったことを、メモしておこうかと思います。

①自然と触れ合い、五感をフル活用して過ごす

頬に当たる雨粒。髪を撫でるそよ風。波の音、小鳥の鳴き声、木漏れ日がつくりだす美しい光のダンス。裸足であるく砂浜の冷たさ。睫毛の先できらめく光の粒。服を大きく膨らませる強い風。ジリジリとした太陽の暑さ。草刈りした後の青い香り。胸を震わす夕焼け。朝のキリッとした空気。星空。花の色彩。

自然の中で深呼吸するとき、どっしりと地に足がつくような、それでいて軽やかな気持ちになれます。

②身体を動かす or 手を動かして何か作る

思考がせわしなく動いているときは、動くことで心がスッキリとするようです。

私の場合は、お散歩やヨガ。お菓子を作ったり(お料理は習慣になってしまっているので、そうでないものがベスト。手馴れていない料理を、手順をひとつずつ確認しながら行うことが、今この瞬間に集中できる気がします。)、絵を描いたり(クレヨンでぐるぐる色を塗って、綺麗な色の模様ができていくだけで落ち着く。)

③情報過多から離れる

今この瞬間を楽しめない大きな理由のひとつがこれです。
電車の中でみんなスマホを見ていて。
身体は同じ電車内にいるのに、実際はそこにみんないない。

スマホやTVから離れて、ただ流れていくだけの情報を自分に入れるのをやめる時間を持つこと。インプットは上質で必要なものに絞ること。

雑多なインプットは、外側へと向いたたくさんの矢印。気が散っている状態です。この矢印を自分へ向ける時間をつくることで、豊かな時間が増えていき、結果的にアウトプットの質を上げるんだなと実感しています。

④ひとりの時間を持つ

子育て中には特に、ひとりだけの時間がなくて、息継ぎもできないまま遠泳してしまいがち。じぶんひとりの、何の予定もない時間を持つことが貴重です。でも、だからこそ、自分で捻出すること。

子供がいなくても、結婚していなくても。友達や家族、恋人から離れて一人の時間を持つことで、自分と向き合い、自分にとって大切なことを整理することができます。身体の声を聞いてあげたり、心の声を聞いてあげたり。静かで穏やかな時間が、満ち足りた気持ちにさせてくれます。

まだまだ実践を始めたばかりで、思考がうるさく喋り続けていることに気がついてハッとしたり、目の前のことに向き合えていないなと思うこともあります。でも、そんな自分に気がつくことから始めてみようと思うのでした。(カレー食べてるときに、アイスのこと考えたりしないよ!)

……

ぼんやりと感じていた、今この瞬間を生きることと至福の関係。ちょうど上に書いたことを考えていたときに、Googleの社内研修でも用いられているという集中力を高める手法『マインドフルネス』を広める活動をしている明石聖子さんとお話をする機会がありました。

なんでも、「いつでも過去や未来に思考が飛んでしまいがちで、過去へ飛んでいるときは特にマイナス思考になることが多い。だから、今自分の思考がどこをさまよっているのか気づいて、今に集中することが大切」なんだそうです。
自分の思考がどんな動きをしているのか観察すると、確かに過去や未来へと忙しく飛び回っていることに気付くことができました。

マインドフルネス、俄然気になる!

このnoteは、何取り柄もなく平凡なOLだった私が「自分らしく生きたい!」と思い、自分の心にフィットする生き方を模索し続けている、日々の記録です。女性ならではのライフステージや環境の変化にぐらぐら振り回されてしまうのではなく、自分の心の声に従って自由自在に働きかたや暮らしを調整しながら生きたいと思っています。今では、大好きな写真を撮ったり文章を書いたりして、私にとっての”ちょうどいい”を大切に暮らしています。

お仕事の実績はこちらをご覧ください。
清水美由紀 portfolio site
http://www.miyukishimizu.com

いつも読んでくださって、ありがとうございます! いただいたサポートは、新しい働きかた&暮らしかたを模索する実験に使います。