就職活動が不安な方にお伝えしたいこと〜自己分析とやらはやっぱり重要〜


《「就活が不安だ」と思っている方へ》HR新卒領域に携わっていて思うこと、少しでも力になればと思い発信します。

大したことは言えないですが、言いたいことはひとつ。

「就活、こわくないよ!!!」

少しでも前向きに自分の将来を選択する糧になれば嬉しいです。


〜 自己分析 〜

就活生時代、自己分析の重要性が全く分かりませんでした。

「自分が気になっている会社のことしっかり調べればよくない??」「自分の過去ほじくり返して何のメリットがあるの????」

なんて思ってました。

でも、今では「やっぱり自己分析って重要だなぁ〜」と思います。なぜなら、就職活動(採用活動)は《マッチング》だから。ここが分かってなかったなぁと思います。


それまで私の中では、《ステップアップ=良い成績を取ること》だったんです。高校入試や大学入試はその傾向が強いですよね?皆さんの中にも、無意識に私と同じように思っている人がいるのではと思います。

しかし、就職は違います。就職活動には明確な正解がありません。成績順で採用される訳でもなければ、成績(評価)の基準だって企業によって異なります。そもそも、自分が興味関心を寄せる業界の企業が、必ずしも自分に(スキル的に、もしくはマインド的に)合っているかどうかは分かりませんよね。

就職(一時的なゴール)を目指してがむしゃらに努力する前に、まずは自分の特性、適性を理解すること。その上で就活の方向性を決めること。これが重要かなと思います。


〜 自己分析のススメ(キホンのキ) 〜

自己分析って、基本的には《具体化→抽象化》の繰り返しだと思うんです。

過去の出来事を具体的に思い出し、そこから自分の考え方を導き出す。色々な出来事に共通する考え方を見つけて、自分自身の特性を知る。やってみると、そんなに難しいことじゃないかもしれません。

例)大学3年生のとき、サークルで副部長を務めた

→〈なぜ?①〉サークルの運営に幹部として携わりたかった

→〈なぜ?②〉非常に熱心なメンバーが多いサークルだったので、サークル運営を通じてメンバーがより活動しやすい環境を作りたかった

→〈なぜ?③〉目標に向かって努力している人をサポートすることに非常にやりがいを感じる

この場合、③の考え方が、出来事(副部長だったこと)の根底にありますよね。簡易な例ではありますが、この③を見つけることが自己分析の中でも重要なことだと思います。


〜 就活のススメ(適職を見つけるために) 〜

先ほどお伝えした③に基づいて、自分に合った仕事内容を判断すると良いのではないかと思います。今回の③の例だと、教育業界や人材業界の仕事が合うかもしれませんし、業界問わずサポート業務の仕事が合うかもしれません。企業の採用業務も合っている可能性がありますね。

※明確に「やりたい仕事」がある方はこの限りではありません。が、そもそも「やりたいこと」が明確にある人ばかりではないのではと思います。やりたいことが無いことは悪いことではありませんので、自分の特性を知り、自分のスキル・マインドに適した仕事を選ぶことも、いい就活のススメ方だと思います。


〜 最後に いつも思うこと 〜

先ほどもお伝えしましたが、就職活動には明確な正解がありません。これまでのステップアップとは異なり、あなたの外に正解が転がっているわけではありません。

あなたの中にある様々な要素を、考えて分析して繋ぎ合わせて、自分で「これが正解だ!」と決めるしかありません。

そのために、ぜひじっくり、自己分析に取り組んでみてくださいね◎



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